衛生管理者の資格を取得するメリットとは?転職で有利になる?

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衛生管理者の資格を取得するメリットとは?転職で有利になる?

こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。

「衛生管理者の資格を取得すると、具体的にどんなメリットがあるの?」
「衛生管理者の資格を持っていると、転職で有利になるの?」

衛生管理者の資格取得を検討しているのであれば、このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。

衛生管理者とは、事業場の衛生全般を管理する役割を担う、労働安全衛生法で定められた国家資格です。

結論から言えば、衛生管理者の資格を取得することで、さまざまなメリットが得られます。
また、衛生管理者の資格を持っていると、転職でも有利になります。

そこで今回は、衛生管理者の資格取得を検討している方に向けて、『衛生管理者の資格を取得するメリット』『衛生管理者の資格が転職で有利になる理由』について書いていきたいと思います。

ユメガシラ
ユメガシラ

一応、私も独学で第一種衛生管理者試験に合格した実績がありますので、多少の参考にはなるかと…。

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衛生管理者の資格を取得するメリット

衛生管理者を取得するメリット

まずは、衛生管理者の資格を取得するメリットについて見ていきましょう。

具体的には、以下の3つが挙げられます。

  1. 収入アップに繋がる
  2. 一度取得すれば生涯使える
  3. 日常で役立つ知識も習得できる

①収入アップに繋がる

1つ目のメリットは、収入アップに繋がる点です。

常時50人以上の労働者を使用する事業場では、専属の衛生管理者を選任することが法律で義務付けられている(労働安全衛生法第12条1項)ため、職場によっては、衛生管理者の資格取得を昇進の条件としているケースがあります。

仮に必須条件でなかったとしても、有資格者であると昇進審査で有利に働く可能性があるでしょう。

また、衛生管理者は国家資格であるため、資格を取得することで資格手当を支給する職場もあります。

このように、衛生管理者の資格を取得することで、昇進や資格手当の受給に期待でき、結果として収入アップに繋がっていくでしょう。

②一度取得すれば生涯使える

2つ目のメリットは、一度取得すれば生涯使える点です。

衛生管理者には有効期限がなく、更新手続きなども特に必要ないため、一度取得すれば半永久的に使える資格となっています。

また、衛生管理者の業務は年齢や性別に関係なく従事できるため、人によっては一生役立つ資格にもなり得るでしょう。

③日常で役立つ知識も習得できる

3つ目のメリットは、日常で役立つ知識も習得できる点です。

衛生管理者は試験勉強を通じて、職場の衛生管理に関する知識はもちろんのこと、労働基準法や労働生理に関する知識も身につけることができます。

労働基準法では労働時間や有給休暇などについて、労働生理では人体の構造や機能について学べるため、知っておくと日常で色々と役立つことがあるかもしれません。

ユメガシラ
ユメガシラ

個人的には、食中毒や睡眠に関する知識を学べた点が良かったですね。

衛生管理者の資格が転職で有利になる理由

衛生管理者が転職で有利になる理由

続いて、衛生管理者の資格が転職で有利になる理由について見ていきましょう。

具体的には、以下の2つが挙げられます。

  1. 衛生管理者は慢性的に不足しており、企業からのニーズが高いから
  2. 国家資格の保有者を名乗れるから

①衛生管理者は慢性的に不足しており、企業からのニーズが高いから

前述の通り、常時50人以上の労働者を使用する事業場では、専属の衛生管理者を選任することが法律で義務付けられています。

◆事業場の規模と衛生管理者の必要選任数

事業場の規模(常時使用する労働者数)衛生管理者の必要選任数
50~200人1人以上
201~500人2人以上
501~1,000人3人以上
1,001~2,000人4人以上
2,001~3,000人5人以上
3,001人~6人以上
参照:厚生労働省『衛生管理者について教えて下さい。』

しかしながら、現状、衛生管理者は慢性的に不足しています。

特に規模の大きい職場では複数人の衛生管理者が必要ですが、有資格者の突然の退職や人事異動により、衛生管理者が不足する事態は珍しくありません。

ユメガシラ
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実際、衛生管理者がどうしても足りず、一時的に設置義務を果たせなくなるケースもあるようです…。

また、近年は新型コロナの流行もあり、職場における衛生管理体制にも注目が集まっています。

そのような背景もあり、衛生管理者に対する企業からのニーズは高く、今後もこの傾向が続くと予測されます。

企業からのニーズが高い衛生管理者の資格を有していれば、転職において有利に働くのは間違いないでしょう。

②国家資格の保有者を名乗れるから

冒頭でも述べた通り、衛生管理者は国家資格です。

国家資格は文字通り、国から認定された資格であるため、社会的信用度が高く、保有しているだけで評価されるケースは少なくありません。

仮に、同じような経歴やスキルの人間が同時に応募してきた場合、国家資格保有者の方が優遇されるケースは多いかと思います(※もちろん必ずしも優遇されるとは言い切れませんが…)。

また、保有資格は履歴書の資格欄に記載できるため、国家資格を有していると履歴書の見栄えも良くなり、多少なりとも書類選考で有利になるでしょう。

このように、国家資格の保有者を名乗れるだけでも、転職では有利に働く可能性があるのです。

ユメガシラ
ユメガシラ

私の経験上、「国家資格保有者」というワードに弱い採用担当者や経営者は意外と存在します。

まとめ:衛生管理者を目指すなら今がチャンス

最後にまとめておきます。

◆衛生管理者の資格を取得するメリット

  1. 収入アップに繋がる
  2. 一度取得すれば生涯使える
  3. 日常で役立つ知識も習得できる

◆衛生管理者の資格が転職で有利になる理由

  1. 衛生管理者は慢性的に不足しており、企業からのニーズが高いから
  2. 国家資格の保有者を名乗れるから

衛生管理者を取得するためには一定の努力が必要ですが、取得することでさまざまなメリットが得られ、転職でも有利になります。

現状、衛生管理者の有資格者は不足しているため、今がチャンスとも言えます。

試験の難易度もそれほど高くないため、興味のある方は積極的にチャレンジしてみましょう。

ユメガシラ
ユメガシラ

衛生管理者試験はコツコツ勉強すれば、確実に合格できますので。

▼衛生管理者の通信講座をお探しであれば、下記の記事をご参照ください。


以上、またお会いしましょう。

この記事を書いた人
夢頭(ユメガシラ)

◎2021年の夏にノープランで脱サラしました。
◎転職歴は4回あり、中小企業から上場企業、会計事務所や社労士法人など、さまざまな職場を渡り歩いてきました。
◎社労士・日商簿記(1・2級)・FP(2・3級)・第一種衛生管理者の資格を有しており、人事の経験も8年ほどあります。
◎読書好きで、年間50冊ほどの本を読んでいます。

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