こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
転職等で新しい職場に入社したばかりの頃は、本当に大変です。
▼転職から慣れるまでの期間については、下記の記事をご参照ください。
慣れない環境で顔見知りは誰もおらず、業務も何一つ満足にできない状況。
そんな状況では精神的な疲労も相当のハズで、とてもしんどい時期だと思います。
ですが、そんなことも言ってられないので、一日でも早く慣れるためにとにかく出勤と思って朝起きてみたら…、
「ヤバい…、今日はかなり体調が悪くて、とても出勤できそうにない…」
ということになってしまったら、果たしてどうすればいいのでしょうか?
ほとんどの職場は、入社してからしばらくの間は試用期間となっているハズです。
言ってしまえば、あなたが試されている期間です(身も蓋もないですが…)。
そうでなくても、入社直後は綿密な研修スケジュールが組まれていることもあり、そんな中で急に休んでしまったら、多くの方に迷惑がかかるかもしれません。
そんな大事な時に、体調不良や家庭の事情を理由に休んでしまっても、果たして大丈夫なのでしょうか?
今回はこの点について、考えていきたいと思います。

一応、私自身も転職を4回しており、更に人事部として中途入社の方の勤怠状況を数多く見ていますので、多少の参考にはなるかと…。
結論は特に問題なし
早速ですが、結論を申し上げますと、
「入社したばかりで休んでしまっても、特に問題なし」
です。
まぁ、もちろん全く問題ないわけではありませんが…。
ただ、それだけであなたの全ての評価が決まるわけではありませんし、ましてや本採用が見送られる(クビになる)ことはまずあり得ません。
それに私の経験上、入社してすぐに体調不良で休んでしまっている人は、結構多いです。
やはり慣れない環境で精神的疲労がピークに達してしまい、それが原因で体調を崩してしまうことが多いようです。
意外かもしれませんが、割と普通にあることなのです。
よって、入社したばかりの頃にやむを得ない事情で休んでしまったとしても、特に問題ないかと思います。

入社したばかりの精神的疲労は、想像以上です。
普段は全く風邪をひかない人も、入社直後は要注意です。
実際に休む時は?
では実際に休むことになった時には、どうすればいいのでしょうか?
休む理由もいくつかあるでしょうから、状況別にその対応方法を見ていきたいと思います。
※言うまでもないですが、無断欠勤は厳禁です。
①体調不良の場合
最も多いのが、このパターンだと思います。
前述の通り、普段は全く体調不良にならない方であっても、慣れない環境でのストレスから体調を崩してしまうことが往々にしてあります。
起こってしまったことはどうしようもないので、丁重にお詫びをしてお休みをいただきましょう。
連絡する時は変な嘘はつかず、正直に体調不良であることを申告しましょう。
強い罪悪感や自責の念に駆られるかもしれませんが、あれこれ悔やんでも仕方がありません。
余計なことは考えず、とにかく体調の回復に専念しましょう。

誰だって体調を崩してしまって、休んでしまう時はあります。
たまたまそれが入社したばかりの頃だったと思うようにすれば、少しは気が楽になるかと思います。
なお、ただの風邪ではなかったり、3日以上休んでしまいそうな場合には、病院から診断書を入手しておいた方がいいかと思います。
②家庭の事情の場合
親族が急に倒れたなど、家庭の事情で急遽休まざるを得ないこともあるかと思います。
これについては、致し方のないことです。
特に注意点等はありません。
丁重にお詫びをしてお休みをいただきましょう。
③冠婚葬祭の場合
急な親族のお葬式も致し方のないことです。
これも②と同様に、丁重にお詫びをしてお休みをいただきましょう。
では、お葬式ではなく結婚式の場合はどうでしょうか?
結婚式も重要なイベントではありますが、入社直後にそれを理由に休むとなると、周囲からはあまり快く思われないでしょう。
ただ、結婚式はお葬式と違って事前に日程が決まっているハズです。
どうしても参加したい場合には、入社前に相談してみることをオススメします。
有給休暇は充てられる?
入社直後は有給休暇がないので、休んでしまった場合には、基本的には欠勤扱いになります。
しかしながら、中には入社直後であっても、最初から何日かの有給休暇を付与してくれる良心的な職場も存在します(←羨ましい!)。
そのような職場であれば、休んでしまった日に有給休暇を充てることも可能だと思います。
ただ、休み明けすぐに「有給休暇を充ててもいいですか?」と聞くのはあまり印象が良くないと思いますので、勤怠の締め日が近づいてきたら、それとなく聞いてみましょう。
まとめ:休んでしまったとしても、後から振り返れば些細なこと
いかがだったでしょうか?
入社直後に休んでしまうと、どうしても自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。
ですが、休んでしまったものは仕方がありません。
休み明けに周囲にしっかりとお詫びをして、心機一転また頑張ればいいのです。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、入社したばかりで休んでしまったとしても、後から振り返れば些細なことです。
これからいくらでも挽回の余地はあります。
なので、そんなに心配しなくても大丈夫だと思います。

これからの活躍で、簡単に帳消しにできますよ。

あなたは帳消しにできるほどの活躍は、未だにできていないと思いますが?
以上、またお会いしましょう。