「メール文末の『以上、よろしくお願いします』は不要説」について

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「メール文末の『以上、よろしくお願いします』は不要説」について

こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。

先日に「社内メールで文頭の『お疲れ様です』は不要説」という記事を書いたところ、予想以上の大反響をいただきました(←大嘘、実際は何の反響も無し!)。

▼「社内メールで文頭の『お疲れ様です』は不要説」は、下記の記事をご参照ください。


そこで今回は、ビジネスメールの文末の決まり文句ともいうべき「以上、よろしくお願いします」に焦点をあててみたいと思います。

「お疲れ様です」と同様、メールの文末に必ず「以上、よろしくお願いします」と入れてくる人がいますが、そもそもこれは必要なのでしょうか?

例えば、こんな感じです。

Aさん
Aさん

「〇〇株式会社 B様 お世話になっております、●●社のAです。
次回の定例ミーティングの件ですが、今週の木曜か金曜の午後はご都合いかがでしょうか?
以上、よろしくお願いします。」

Bさん
Bさん

「●●株式会社 A様 お世話になっております、〇〇社のBです。

申し訳ございません、今週は出張が入るため、来週以降で改めてご調整いただけないでしょうか?

大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いします。」

Aさん
Aさん

「B様 かしこまりました。

それでは、来週月曜の午後はいかがでしょうか?

以上、よろしくお願いします。

Bさん
Bさん

「A様 ご調整ありがとうございました。
来週月曜の午後で問題ございません。

ちなみに今回は、▲▲の件は議題に入っていますでしょうか?」

Aさん
Aさん

「B様 ありがとうございます。
では、来週月曜の午後でお願いします。

ご質問いただいた件ですが、今回は▲▲の件も議題に入っています。
以上、よろしくお願いします。

Bさん
Bさん

「A様 ご確認ありがとうございます。

準備を進めておきます。

それでは来週月曜の午後から、よろしくお願いします。」

Aさん
Aさん

「B様 かしこまりました。

こちらこそよろしくお願いします。

以上、よろしくお願いします。

いや、何回「以上、よろしくお願いします」を連呼するんですか?

いくらビジネスメールの常套句とはいえ、毎回のように「以上、よろしくお願いします」を入れる必要はあるのでしょうか?

ということで今回は、「ビジネスメールで文末の『以上、よろしくお願いします』は不要説」について、考えていきたいと思います。

ユメガシラ
ユメガシラ

一応、私もアウトソーシング系の職場での勤務歴が4年近くあり、ビジネスメールのやり取りには人一倍気を付けなければいけない立場にいたので、多少の参考にはなるかと…。

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「以上、よろしくお願いします」と言われても、何をお願いされてるの?

そもそも何をお願いされているの?

そもそも「よろしくお願いします」は、相手に何かを依頼する時に使う言葉です。

そのため、「以上、ご確認・ご対応のほどよろしくお願いします」「以上、ご回答のほどよろしくお願いします」といった風に、本当に何かを依頼する時であれば特に違和感は無いでしょう。

しかしながら、メール文末で使われている「以上、よろしくお願いします」は、結びの挨拶的な意味合いで使われています。

特に何か依頼するわけでもないのに、機械的に用いていると「いや、何をお願いされてるの?」と思われることがあるかもしれません。

………。
………。

そんな風に思うのは、私だけでしょうか?

ただ、あまりに「以上、よろしくお願いします」を連呼すると、「いや、何をお願いされているんだよ?」という風に思われる可能性も0ではないと思います。

「以上、よろしくお願いします」を省略すると、本文が終了したことが伝わらない

安易に省略すると?

しかしながら、「以上、よろしくお願いします」を安易に省略してしまうと、ある1つの弊害が生じてしまいます。

それは…、

「メールの本文が終了したことが伝わらない」

ということです。

………。
………。

モブタロウ
モブタロウ

いや、知っています…。

ユメガシラ
ユメガシラ

えっ?

………念のため、補足説明させていただきますと…、

一般的には「以上、よろしくお願いします」というフレーズが、メール本文の終わりとして認識されています。

そのため、安易にこれを省略してしまうと、相手に「まだ続きがあるかも」という誤解を与えてしまう恐れがあるのです。

なお、他にメール本文の終わりを表す表現としては、最後に自分の名前を入れるという方法もあります。

しかし、ビジネスメールというのは本文の後ろに社名や広告が入ることも多いため、名前だけの記載では本文の終了を示すのにはやや弱いでしょう。

そうなると、やはり本文の終了を知らせる意味でも、「以上、よろしくお願いします」は省略すべきではないと言えます。

ユメガシラ
ユメガシラ

ちなみに「以上」や「以上です」のみだと、やや冷たい印象を与えてしまうため、やはり「以上、よろしくお願いします」が無難かと思います。

「以上、よろしくお願いします」を省略した方がいい場合

省略した方がいい場合

さて、そうは言っても時と場合によっては、「以上、よろしくお願いします」を省略した方がいい場面もあります。

具体的には、以下の通りです。

  1. メールのラリーを続けている場合
  2. 「よろしくお願いします」の文言が続く場合

①メールのラリーを続けている場合

メールで作成資料の確認作業をしている時など、質問と回答のラリーを続けている場合は、いちいち「以上、よろしくお願いします」を入れる必要はないかと思います。

こういう場面でのメールは、簡潔かつ迅速に対応するのが吉です。
積極的に時短していきましょう。

②「よろしくお願いします」の文言が続く場合

省略とは少し違いますが、「よろしくお願いします」が連続になる場合は、できれば避けた方がいいかと思います。

例えば…、

メール送信者
メール送信者

「参加希望の方は、10日の18時までにご返信をお願いします。
以上、よろしくお願いします。」

こんな感じです。

別に失礼というわけではないですが、「お願いします」が2回続くのはあまり美しくありません。

この場合は、

メール送信者
メール送信者

「参加希望の方は、10日の18時までにご返信いただきたく存じます。
以上、よろしくお願いします。」

といった感じで、直前の文章を少し工夫するのがいいかと思います。
※あくまで個人的な感覚ですので、ご参考までに…。

まとめ:「以上、よろしくお願いします」は省略しない方が無難

さて、以上の点をまとめると、

「ビジネスメールで文末の『以上、よろしくお願いします』は不要説」 ⇒ 誤り(必要)

と、結論付けることができると思います。

確かに、機械的に文末に「以上、よろしくお願いします」と入れるのは、煩わしいと感じる方もいらっしゃるかと思います。

ですが、やはりこの文言を省略してしまうと、メール本文が締まらないことも事実です。

やはり面倒でも、「以上、よろしくお願いします」は省略しない方が無難ということになるでしょう。

………。
………。

特にひねりもなく、申し訳ございませんでした…。

モブタロウ
モブタロウ

今回はいつも以上に薄っぺらの内容でしたね。

次回はもう少し頭を使ってください。

ユメガシラ
ユメガシラ

精進します…。

以上、またお会いしましょう。

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