こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「求人票からホワイト企業を見分ける方法はないの?」
転職活動中であれば、このような疑問を抱く方も多いかと思います。
ホワイト企業の明確な定義は存在しませんが、転職するからにはなるべく働きやすい職場に行きたいと思うのが人情でしょう。
とはいえ、求人票は情報量も多く、どのポイントを判断材料にすべきかは難しいところです。
中には、表面上の甘い言葉で応募者を誘い込もうとする求人票も存在するため、注意が必要です。
果たして、求人票からホワイト企業を見分ける方法はあるのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私も転職歴は4回ありまして、転職活動には毎回苦戦してきましたので、多少の参考にはなるかと…。
求人票だけでホワイト企業かどうかを見分けることは、ほぼ不可能
「求人票からホワイト企業を見分ける方法はあるのか?」
さっそく、この点についての私なりの結論を申し上げますと、
「なし」
です。
………。
………。
いえ、ふざけてはいません。
残念ながら、求人票だけでホワイト企業かどうかを見分けることは、ほぼ不可能かと思います。
やはりこればかりは、入社してみないとわかりませんので。
というわけで、今回は以上です。
………。
………。
真面目にやってください!
大変失礼しました…。
確かに、求人票だけでホワイト企業かどうかを見分けることは不可能ですが、ある程度の判断基準は存在します。
これから順を追って、ご説明します。
自分の中でホワイト企業の定義を定める
そもそもですが、ブラック企業・ホワイト企業の定義は、人によって異なります。
たとえ激務であっても仕事にやりがいを感じられるのであれば、その人にとってはホワイトな職場となり得るでしょう。
反対に、仕事内容は特にハードでもなく福利厚生も充実していたとしても、給与の額に大きな不満があったとしたら、その人にとってはブラックな職場となり得ます。
よって、まずは前提として、自分の中でホワイト企業の定義を定める必要があるかと思います。
ホワイト企業の明確な定義はありませんが、一般的な特徴としては…、
- 給与が高い
- 残業が少ない
- 福利厚生が充実している
- 有給休暇が取りやすい
- 離職率が低い
などが挙げられます。
しかしながら、これらを全て満たす企業はまず存在しないでしょう(※もしかしたら、あるかもしれませんが…)。
例えば給与が高い職場であれば、そのぶんプレッシャーや責任が重く、残業が多かったり有給休暇が取りづらかったりするのが一般的です。
逆に、ノルマや責任があまり重くない職場であれば、そのぶん残業が少なく有給休暇も取りやすいでしょうが、給与は低いのが一般的でしょう。
このように、ほとんど全ての企業は長所と短所が表裏一体の関係を成しています。
そのため、まずは求人票を見る前に、自分の中で何を優先すべきかを決めておきましょう。
優先事項が固まれば、自分にとってのホワイト企業の定義も定まってくるため、求人票のチェックポイントを絞ることができます。
こうやって、自分にとってホワイト企業となり得る応募先を見つけていきましょう。
自分の希望を全て満たすような職場を探していては、いつまで経っても応募先は見つかりませんので…。
求人票のチェックポイント
さて、自分の中での優先事項が定まれば、それを基にいよいよ求人票をチェックしていくことになります。
とはいえ、どのような求人票が応募先として望ましいのでしょうか?
この点については、残念ながら明確な基準は存在しません。
ですが、「なるべく具体的に記述されている求人票が望ましい」と言えます。
というのも、採用意欲の高い企業は求める人物像が明確に定まっているため、なるべくそれが応募者に伝わるよう、記述も具体的になっているケースが多いからです。
具体例としては…、
- 良い例
→「入社直後は●●の業務から始めていただき、慣れてきたら徐々に▲▲の業務にも携わっていただきます」 - 悪い例
→「営業事務」(※ひと言だけの記述)
こんな感じではないでしょうか?
もちろんこれだけで判断することはできませんが、それなりに具体的な記述があれば、企業側の採用意欲が高く、入社後のプランも定まっていると推測できます。
注意点としては、記述量が多かったとしても抽象的な文言であるケースです。
例えば…、
「当社はアットホームな職場で、仕事内容については先輩社員が懇切丁寧に指導しますので、未経験の方でも安心して仕事を始められます」
といった記述です。
一見すると良さげですが、上記の例では仕事内容について具体的な記述がありません。
このような企業は、甘い言葉で応募者を誘い込もうとしている可能性があります。
よって、表面上の文言だけではなく、記述内容にも十分に注意を払いましょう。
記述内容が具体的で、なおかつ自分のイメージとマッチするようであれば、その求人は自分にとってのホワイト企業となる可能性が高いかと思います。
そういった求人には、ぜひ積極的に応募してみましょう。
とりあえず応募するだけなら、特に問題はないハズです。
万が一、当初のイメージと違っていた場合や危険な匂いがする場合には、途中で辞退すればいいだけです。
「数うちゃ当たる戦法」ではありませんが、やはりいい企業に巡り合うためには、それなりに応募する必要があるでしょう。
まとめ:自分にとってのホワイト企業は必ず存在する
最後にまとめておきます。
- 求人票だけでホワイト企業かどうかを見分けることは、ほぼ不可能である
- 求人票を見る前に、自分の中でホワイト企業の定義(優先事項)を定めておく必要がある
- 記述内容が具体的で、なおかつ自分のイメージとマッチするようであれば、その求人は自分にとってのホワイト企業となる可能性が高い
繰り返しになりますが、求人票だけでホワイト企業かどうかを見分けることは、まず不可能です。
自分の中でのホワイト企業の定義をしっかりと定めた上で、面接や職場の雰囲気なども含めて総合的に判断する必要があります。
自分にとってのホワイト企業は必ず存在するハズです。
そういった企業に巡り合えるよう、根気よく転職活動を続けていきましょう。
私は『いつでも昼寝OK』『朝は遅刻し放題』の2点に絞って探しているのですが、条件に合致する求人が全く見つかりません。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?
………。
以上、またお会いしましょう。