転職時の年収交渉を行うタイミングは?成功率を上げるコツも解説

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転職時の年収交渉を行うタイミングは?成功率を上げるコツも解説

こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。

「転職時の年収交渉は、どのタイミングで行えばいいの?」

転職活動中であれば、このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。

昨今は少子高齢化やグローバル競争激化の影響により、優秀な人材を確保をするために、企業側も転職時の年収交渉を容認する傾向にあります。

とはいえ、転職時の年収交渉はタイミングを間違えると、交渉が不調に終わる可能性が高くなるだけでなく、自身の評価が下がる可能性もあるため、細心の注意が必要です。

果たして転職時の年収交渉は、どのタイミングで行うのが適切なのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。

ユメガシラ
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一応、私も転職歴は4回あり、さらに8年近く人事部として採用する側の実情も見てきましたので、多少の参考にはなるかと…。

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転職時の年収交渉を行うタイミング

転職時の年収交渉を行うタイミング

転職時の年収交渉を行うのに適したタイミングは、基本的に内定後です。
具体的には、内定を得てから承諾をするまでの間です。

一般的には、内定通知後に内定者面談(オファー面談)を実施し、その面談時に条件を提示してくる企業が多いため、その場で(もしくはその前に)交渉を行うのが適切と言えます。

内定者面談(オファー面談)とは、内定後に企業と内定者の間で実施する面談を指し、条件や入社意思のすり合わせなどを行います。

モブタロウ
モブタロウ

もし内定者面談を実施しない企業であった場合には、どうすればいいのでしょうか?

ユメガシラ
ユメガシラ

その場合には、こちらから面談の実施を依頼してみましょう。
企業側もなるべく内定辞退者は出したくないため、依頼すれば面談に応じてくれる可能性は十分にあります。

一方、内定前の選考段階で年収交渉を行うのは避けた方が賢明です。
なぜなら、内定前に年収交渉を行ってしまうと、選考結果に影響が出る可能性もあるからです。

面接時に年収交渉をしてはいけないというルールはありませんが、やはり面接官からの印象が悪くなる可能性もある以上、内定前は避けた方が無難と言えます。

ただし、企業によってはお互いのミスマッチを避けるために、面接時に条件のすり合わせをしてくる場合もあります。

そのようなケースであれば、企業側から切り出している以上、自分の希望額を伝えた上でそのまま交渉に入っても問題はありません。

よって、念のため面接の段階でも年収交渉の準備は進めておき、先方から話があった場合のみ、交渉を進めるといったスタンスが望ましいでしょう。

なお、内定承諾後に年収交渉を行うのは、完全にNGです。
なぜなら、内定承諾をした時点で、先方の提示した条件に合意したことになっているからです。

条件に一度合意しておきながら、改めて交渉を持ちかけるのはマナー違反となります。
「年収交渉が行えるのは内定を承諾する前まで」と認識しておきましょう。

◆転職時の年収交渉を行うタイミング

OK・内定を得てから承諾するまでの間
・面接で希望年収について聞かれた時
NG・内定前の選考段階
・内定承諾後

転職時の年収交渉の成功率を上げるコツ

転職時の年収交渉の成功率を上げるコツ

年収交渉は交渉である以上、必ずしも成功するとは限りません。
むしろ、不調に終わる可能性の方が大きいでしょう。

とはいえ、せっかく年収交渉を行うのであれば、少しでも成功率を上げたいところです。

そこで本章では、転職時の年収交渉の成功率を上げるコツをご紹介します。

具体的には、以下の3つです。

  1. 希望額に幅を持たせる
  2. なるべく対面で交渉をする
  3. 転職エージェントを活用する

①希望額に幅を持たせる

年収交渉を行う際は、あらかじめ希望額に幅を持たせておきましょう。
具体的には、本来希望する金額(上限額)と妥協できる金額(下限額)の2つを決めておくのです。

こうすることで、交渉を進めていく中で金額の折り合いをつけやすくなり、精神的にも余裕が生まれてきます。

また、下限額を決めておけば内定を承諾するかどうかの判断基準にもなり、入社後に悔やむケースも少なくなるハズです。

②なるべく対面で交渉をする

年収交渉はメールや電話ではなく、なるべく対面で行うようにしましょう。

基本的に交渉事は、相手の表情が見えた方がスムーズに進めることができます。

特に年収交渉はセンシティブな内容であるため、相手の反応を伺いながら進めた方が金額の折り合いもつけやすくなるでしょう。

もちろん、場合によっては電話やメールで年収交渉を行わなければならないケースもあるでしょうが、成功率を上げたいのであれば、年収交渉はなるべく対面で行うことをオススメします。

③転職エージェントを活用する

年収交渉の成功率を上げたいのであれば、転職エージェントを活用するのもオススメです。

転職エージェントはサポートの一環として、年収などの条件交渉も代行してくれるため、交渉事が苦手な場合には転職エージェントに一任するのも1つの手です。

転職エージェントは企業と求職者の橋渡し役として、第三者の立場から落としどころを見つけてくれるため、交渉もスムーズに進みます。

もちろん、転職エージェントに一任すれば必ず年収交渉が成功するというわけではありませんが、交渉が苦手な方であれば、転職エージェントの活用も検討してみましょう。

まとめ:いつでも年収交渉が行えるよう準備しておこう

最後にまとめておきます。

◆転職時の年収交渉を行うタイミング

OK・内定を得てから承諾するまでの間
・面接で希望年収について聞かれた時
NG・内定前の選考段階
・内定承諾後

◆転職時の年収交渉の成功率を上げるコツ

  1. 希望額に幅を持たせる
  2. なるべく対面で交渉をする
  3. 転職エージェントを活用する

転職時の年収交渉を行うタイミングは、基本的に内定を得てから承諾をするまでの間ですが、面接で希望年収について聞かれた場合には、例外的に年収交渉を行うことが可能です。

とはいえ、企業がどのタイミングで希望年収について聞いてくるかは、予測できません。

いつでも交渉が行えるよう、常に準備だけは進めておくようにしましょう。

ユメガシラ
ユメガシラ

交渉力も重要なビジネススキルの1つです。

以上、またお会いしましょう。

この記事を書いた人
夢頭(ユメガシラ)

◎2021年の夏にノープランで脱サラしました。
◎転職歴は4回あり、中小企業から上場企業、会計事務所や社労士法人など、さまざまな職場を渡り歩いてきました。
◎社労士・日商簿記(1・2級)・FP(2・3級)・第一種衛生管理者の資格を有しており、人事の経験も8年ほどあります。
◎読書好きで、年間50冊ほどの本を読んでいます。

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