こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「結局のところ、転職面接は何分前に到着するのがベストなの?」
転職活動中であれば、このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。
面接当日に遅刻厳禁なのは当然として、到着時刻に関して明確なルールがあるわけではありません。
基本的には開始時間までに到着していれば、特に問題はないでしょう。
とはいえ、「時間ギリギリの到着では、入社意欲が低いと疑われるのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
果たして、転職面接は何分前に到着するのがベストなのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。

一応、私も転職歴は4回あり、さらに8年近く人事部として採用する側の実状も見てきましたので、多少の参考にはなるかと…。
結論は『5分前到着』一択

さて、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
転職面接は『5分前到着』一択
です。
一般的には「転職面接には5~10分前到着がベスト」と言われていますが、個人的には10分前では早すぎると思います。
やはり転職面接においても、社会人の鉄則である「5分前行動」を適用するのがベストです。
これから順を追って、ご説明します。
転職面接は『5分前到着』がベストな理由

ではなぜ、転職面接は『5分前到着』がベストなのでしょうか?
以下でその理由を見ていきましょう。
採用担当者の本音としては、時間ぴったりに来てほしいから
最大の理由は、これです。
多くの採用担当者は、応募者には時間ぴったりに来てほしいと思っています。
企業によって違いはあるでしょうが、基本的に採用担当者は超多忙です。
採用担当者は忙しい合間を縫って、1日に何本もの面接をこなしていることも珍しくありません。
そのため、面接時間より前に到着しても、採用担当者は対応できないことも多いのです。
さらに、場所の問題もあります。
特に、来客用の応接室が1つしかないような職場であれば、応接室の予約は分単位で管理されていることも珍しくありません。
そのため、あまりに早く到着してしまうと、応募者を通す場所がなく、採用担当者も困ってしまいます。
このような事情から、採用担当者としては、応募者には時間ぴったりに来てもらった方が、むしろありがたいと思っていることが多いのです。
採用担当者側の事情も考慮すれば、やはり転職面接は『5分前到着』がベストと言えるでしょう。
到着時間は選考結果に一切影響がないから
もしかしたら、「『5分前到着』では、入社意欲が低いと疑われるのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その点は心配無用です。
なぜなら、到着時間は選考結果に一切影響がないからです。
仮に『5分前到着』のつもりが、ちょっとしたトラブルで3分前の到着になったとしても、それが問題になることはまずありません。
採用担当者や面接官は、応募者が何時に到着したかをいちいちチェックはしませんので…。
ごくまれに、入社意欲を見せるために、30分前近くに到着する応募者もいますが、それはやめておいた方が賢明です。
前述の通り、採用担当者からすると、早すぎる到着は迷惑になるケースが多いからです。
「時間まで待ちますので、お構いなく」と伝えたとしても、採用担当者に応募者を待たせているという気持ちを抱かせてしまうのは、よろしくありません。

私も面接に立ち会っていた時に、たまに約束の時間よりかなり早くに到着する応募者がいましたが、正直なところ迷惑でしかありませんでした…。
基本的に開始時間までに到着していれば、何も問題はありません。
とはいえ、時間ギリギリで慌てて到着するのはさすがに少し印象が悪いため、やはり『5分前到着』がベストなのです。
面接会場にたどり着くまでの注意点

転職面接は『5分前到着』がベストですが、それを徹底するためには、面接会場に着くまでの間にも色々と気を付けるべき点があります。
そこで本章では、面接会場にたどり着くまでの注意点について解説します。
面接会場には1時間前に到着できるよう、スケジュールを組んでおく
当然のことかもしれませんが、面接会場には1時間前に到着できるよう、スケジュールを組んでおきましょう。
面接当日は途中で道に迷ったり、公共交通機関が遅れたりすることは十分に考えられるため、それらを見越して早めに到着しておく必要があります。
よほどの不可抗力(人身事故で完全に電車が止まったなど)でなければ、面接当日の遅刻は認められません。
▼万が一、面接に遅刻しそうな時の対処法については、下記の記事をご参照ください。
よって、面接当日は1時間前くらいに会場に到着して、開始時間までは近くの喫茶店などで時間をつぶすのが基本です。
特に、真夏は移動中に汗だくになる可能性がありますので、面接前にクールダウンしておく必要があります。

喫茶店代も結構バカにはなりませんが…。

確かに痛い出費かもしれませんが、そこでケチってはいけません。
100円で入れるハンバーガー店なども、うまく活用していきましょう。
時間をつぶす前に、面接会場のフロアーまで下見しておく
面接会場の場所を確認したら、喫茶店などで時間をつぶす前に、実際の会場のフロアーまで下見しておくことをオススメします。
というのも、例えば大型オフィスビルの場合には、エレベーターの乗り継ぎなどで戸惑う可能性があるからです。
あらかじめフロアーまで下見しておけば、直前に慌てることもないでしょう。

特に高層ビルは、行き先階数によってエレベーターが分かれていることも多いため、事前の下見は重要です。
さすがに会場の入り口までチェックするのは難しいでしょうが、事前にフロアーまで行っておいても損はないかと思います。
受付で迷ったら、とりあえず総務部に連絡する
受付の済ませ方は、職場によってさまざまです。
そのため、せっかく余裕で受付前まで到着したにもかかわらず、受付の仕方でパニックになるリスクも0ではありません。
※直前の下見では、受付の方法までは確認できないため、注意が必要です。
一般的な受付としては、内線電話で担当部署に直通の連絡を入れるタイプですが、部署が多すぎてどこに掛ければいいかわからないケースもあるかもしれません。
そのような時は、とりあえず総務部に繋いでみましょう。
基本的に総務は職場の何でも相談口のような役割なので、総務部に連絡をすれば、うまく取り次いでくれるハズです。
まとめ:事前の準備が何より重要
最後にまとめておきます。
- 転職面接は『5分前到着』一択で問題はない
- 早すぎる到着は迷惑になるケースも多いため、極力避ける
- 面接会場には1時間前に到着できるよう、スケジュールを組んでおく
- あらかじめ面接会場のフロアーまで下見しておく
- 受付で迷ったら、とりあえず総務部に連絡する
繰り返しになりますが、転職面接は『5分前到着』一択で問題ありません。
転職面接において、『5分前到着』で不都合が生じることは一切ないので、その点はご安心ください。
とはいえ、面接会場にたどり着くまでには、思いもよらぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
『5分前到着』を徹底させるためには、事前の準備が何より重要です。
面接前から変な冷や汗をかかないよう、準備は入念に行っておきましょう。

私の場合は、アポなしの飛び込みで採用面接をお願いしているのですが、全く相手にしてもらえません。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?

………。
以上、またお会いしましょう。