こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「書類選考に落ちてしまい、ショック!」
「書類選考でまさかの10連敗…、もう嫌になってきた…」
転職活動中であれば、このようにお悩みの方も多いかと思います。
書類選考は転職活動の最初の関門ですが、一般的な通過率は30%前後と言われています。
ただ、これは業界や職種によってさまざまなため、ほとんど参考にはなりません。
個人的には、30%よりも低いと思っています(※あくまで個人的な推測ですが…)。
よって、書類選考の通過率は特に意識する必要はないと思います。
とはいえ、やはり書類選考で落とされてしまうと、何だか自分を否定されたような感じがして、ショックを受けてしまうこともあるでしょう。
「自分は社会から必要とされていないのでは?」
「自分の今までのキャリアは、一体何だったのだろう?」
このようなネガティブ思考に陥ってしまい、転職活動を断念したくなってしまうかもしれません。
果たして書類選考に落ちてショックを受けてしまった時は、どうすればいいのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私も転職歴は4回あり、さらに8年近く人事部として採用する側の実情も見てきましたので、多少の参考にはなるかと…。
書類選考に落ちても、ショックを受ける必要は全くなし
さて、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
「書類選考に落ちても、ショックを受ける必要は全くなし」
です。
これは単純に、「書類選考の通過率はもともと低いのだから、落ちることの方が多い」という考え方も含みます。
ただ、それ以外にもショックを受ける必要がない理由が存在します。
これから順を追って、ご説明します。
書類選考に落ちても、ショックを受ける必要がない理由
ではなぜ、書類選考に落ちても、ショックを受ける必要は全くないのでしょうか?
理由としては、以下の3つが挙げられます。
- 企業独自の採用基準に合致しなかっただけの可能性が高いから
- 採用担当者も応募書類をそんなに見ていないから
- その後の選考(面接)で落ちる方がダメージが大きいから
①企業独自の採用基準に合致しなかっただけの可能性が高いから
大企業や人気の求人であれば、それこそ応募が殺到するハズです。
であれば、採用する側も全ての応募書類をじっくり見ることはしないでしょう。
具体的には、企業が独自の画一的な採用基準で、応募者をふるいにかけている可能性が高いのです。
例えば、「30歳未満」「転職回数は2回まで」などの条件でふるいにかけて、それらの条件を満たさない応募書類は一切見ずに不採用としている可能性があります。
表向きの求人票では、雇用対策法などの関係上「年齢制限なし」などとしていても、実際の選考では企業独自の採用基準でふるいにかけられているケースもあるかと思います。
つまり書類選考で落ちたのは、単純に企業独自の画一的な採用基準に合致しなかっただけであって、決して能力や経験が不足していたわけではないケースも多いのです。
企業独自の採用基準などはこちらで把握しようがないですし、どうすることもできません。
であれば、いちいちショックを受ける必要もないでしょう。
②採用担当者も応募書類をそんなに見ていないから
ここで1つ悲報です。
残念ながら、採用担当者は応募書類をそんなにじっくりと見ていません。
正確には、忙しくて見られないケースが多いのです。
職場によりけりだとは思いますが、基本的に採用担当者は超多忙です。
私の経験上、採用担当者の人たちは常に夜遅くまで残業しているイメージでしたね。
本来であれば、全ての応募者の志望動機や経歴をじっくり比較検討した上で、候補者をピックアップしていきたいのでしょうが、なかなかそうはいかないのが実情です。
たまたま採用担当者の目に留まった応募書類が、合格になってしまうケースも珍しくはないと思います。
よって、書類選考の結果というのは、運やタイミングも絡んでいる可能性が高いと言えます。
落ちた原因が、一概に能力や経験の不足というわけでもないのです。
であれば、①と同様にいちいちショックを受ける必要もないでしょう。
③その後の選考(面接)で落ちる方がダメージが大きいから
書類選考を通過すると、どうしても「内定をもらえるかも」という期待が膨らんでしまいます。
しかしながら、書類選考後には面接や適性試験等が待ち受けています。
当然ながら、それらを突破しなければ内定を得られないわけですが、面接までいって落ちた時のダメージは、書類選考の比ではありません。
特に最終面接でダメだった時の絶望感は、半端ではありません…。
それに書類選考を通過したからといって、企業側があなたにどれほど関心を持っているのかは、正直わかりません。
残念ながら、「書類選考通過 → あなたに興味津々」というわけではないのです…。
実際には「とりあえず会ってみるか…」という温度感で、書類選考を通過しているパターンも存在します。
もしくは、あなたが気合十分で面接に臨んだ時には既に内定者が決まっており、形だけの面接をされるという悲しいパターンもあります(※私も何度か似たような経験をしています…)。
もちろん面接で素晴らしいパフォーマンスを発揮して、大逆転で内定を勝ち取れる可能性もありますが、それは至難のわざです。
期待して面接に臨んでも、実は望み薄だったケースもそれなりにあるのです。
であれば、ここは1つ「書類選考で落とされたことで、変な苦労や期待をせずに済んでむしろラッキー」と前向きに捉えてみてはいかがでしょうか?
書類選考なしの転職エージェントを利用するのもアリ
さて、「書類選考に落ちても、ショックを受ける必要は全くない」とはいっても、面接に進めなければ転職活動も行き詰ってしまいます。
その場合は、書類選考なしの転職エージェントを利用するのも1つの手です。
書類選考なしの転職エージェントは、担当者からの紹介があれば書類選考なしで面接に進めるため、書類選考で苦戦している方にとっては、願ってもないサービスと言えます。
もちろん完全無料で利用できるため、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
▼オススメの書類選考なしの転職エージェントについては、下記の記事をご参照ください。
まとめ:気持ちの切り替えが重要
最後にまとめておきます。
◆書類選考に落ちても、ショックを受ける必要がない理由
- 企業独自の採用基準に合致しなかっただけの可能性が高いから
- 採用担当者も応募書類をそんなに見ていないから
- その後の選考(面接)で落ちる方がダメージが大きいから
確かに書類選考で落とされたら、誰でも多少のショックは受けるかと思います。
しかしながら、必ずしも能力や経験不足が落ちた原因とは限らず、単に運やタイミングの問題で落ちた可能性も高いのです。
よって、いちいち気にする必要はありません。
転職活動は長期戦です。
長期戦においては、何より気持ちの切り替えが重要となります。
決して焦らず、根気よく転職活動を続けていきましょう。
私は節約のため、不採用で返却された応募書類をそのまま次の応募先に郵送しているのですが、全く面接に呼ばれません。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?
真面目に活動してください…。
以上、またお会いしましょう。