こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「やむを得ない事情で面接日のリスケをしたいんだけど、日程変更を申し出ると、多少なりとも選考結果に影響があるの?」
転職活動中であれば、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
基本的に面接官や採用担当者も、面接日に合わせてスケジュール調整をしているため、面接日の変更依頼は極力避けるべきです。
とはいえ、時にはやむを得ない事情で、面接日を変更しなければならないこともあるでしょう。
特に働きながら転職活動を行っている方であれば、予期せぬ仕事のトラブルに巻き込まれて、急遽面接に行けなくなるケースは十分に起こり得ます。
そのような場合には、面接の日程変更の連絡をする必要がありますが、そのことによって選考結果に悪影響が出るのではないかと、不安に思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
果たして、やむを得ない事情で面接の日程変更を申し出た場合には、選考結果に影響があるのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私も転職歴は4回あり、さらに8年近く人事部として採用する側の実情も見てきましたので、多少の参考にはなるかと…。
面接の日程変更を申し出たとしても、選考結果に影響はなし
さて、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
「面接の日程変更を申し出たとしても、選考結果に影響はなし」
です。
確かに面接日の変更を申し出れば、多少なりとも先方にも迷惑がかかるのは間違いないでしょう。
とはいえ、やむを得ない事情で当日の都合が悪くなるケースがあることは、先方も承知しているハズです。
よって、そこまで神経質になる必要はありません。
ただし、面接の日程変更が許容されるのは、原則1回のみです。
2回目以降のリスケは、多少なりとも選考結果に影響が出る可能性が高くなります。
別に、「面接日のリスケは原則1回まで」という暗黙のルールが存在するわけではありませんが、2回以上のリスケはどうしても先方の心証を悪くしてしまいます。
「1回目は許されたのだから、2回目も大丈夫だろう」という考えは危険なため、注意しましょう。
面接の日程変更はメールor電話?
さて、実際に面接の日程変更を申し出る必要が出てきた場合において、連絡手段はメールと電話のどちらがいいのでしょうか?
この点については、緊急でなければメール、緊急の場合は電話で連絡するのが適切です。
具体的には、
- 面接の2日以上前の場合 ⇒ メール
- 面接の前日or当日の場合 ⇒ 電話
上記を基準に判断するのがいいでしょう。
やはり突然の電話は相手を拘束してしまうため、基本的にはメールで連絡するのが適切です。
ただし直前の場合は、一刻も早く相手に伝えなければならないため、電話で連絡する必要があります。
なお、電話で伝えた場合には、その後に改めてメールでもお詫びをしておきましょう。
面接のリスケを未然に防ぐための策
そもそもの前提として、面接日の変更はしないに越したことはありません。
とはいえ、働きながら転職活動を行っている方であれば、時には急な仕事のトラブルに巻き込まれることもあるため、なかなかそうもいかないでしょう。
ただ、事前に防止策を講じておけば、急な仕事のトラブルに巻き込まれる可能性をある程度は抑えることが可能です。
そこで本章では、面接のリスケを未然に防ぐための策をご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
- 面接当日は丸1日有給休暇を充てる
- 社外メールにも事前に休む旨の告知をしておく
面接当日は丸1日有給休暇を充てる
面接当日は半休や中抜けで対応する方が多いでしょうが、思い切って面接日に丸1日有給休暇を充てることも検討してみましょう。
仕事のトラブルに巻き込まれてしまうのは、言い方は悪いですが、あなた自身が現場に居合わせていることが原因でもあります。
その場にいるからこそ、トラブルに対応する必要が出てくるとも言えるのです。
それにトラブルというのは、よほど重大であったり緊急であったりするものでない限り、その場にいる人間だけで割と解決できるものです。
よって、安全策を取るのであれば、面接当日は有給休暇で丸一日出社しないのがベストと言えます。
もちろん100%防げるとは言い切れませんが、面接当日に出社していなければ、急なトラブルに巻き込まれる可能性はかなり低くなるでしょう。
人それぞれ立場や事情があるため、丸1日有給休暇を充てるのはそんなに簡単なことではないでしょうが、検討してみる価値はあるかと思います。
特に大本命の企業の面接であれば、面接に集中するためにも、思い切って丸1日有給休暇を充てることをオススメします。
社外メールにも事前に休む旨の告知をしておく
面接日に急な仕事のトラブルに巻き込まれないためには、あらかじめ社外の取引先などにも布石を打っておくことをオススメします。
具体的には、メールの氏名の横やフッターの箇所に「●月●日は私用のため、お休みをいただきます」という文言を数日前から入れておくのです。
こうしておけば、面接当日に取引先があなたに連絡を入れようとした時に、「ん?この人は今日はお休みか…」と気付いてくれる可能性があります。
もちろん、ちゃんと気付いてくれるかどうかは相手しだいですが、多少の効果は期待できるでしょう。
まとめ:面接の日程変更の連絡はスピードも大事
最後にまとめておきます。
- 面接の日程変更を申し出たとしても、選考結果に影響はない(ただし、原則1回まで)
- 面接の日程変更の連絡は、緊急でなければメール、緊急の場合は電話でするのが適切である
- 「面接日は丸1日有給休暇を充てる」「事前にその日に休む旨を社外にも告知しておく」などの策を講じておけば、急な仕事のトラブルに巻き込まれる可能性をある程度は抑えられる
繰り返しになりますが、面接の日程変更を申し出たとしても、1回までなら選考結果に影響はありません。
しっかりと誠意を持って連絡をすれば、先方も納得してくれるため、その点はご安心ください。
くれぐれも「連絡するのが気まずいから」「もしかしたら、行けるかもしれないから」といった理由で、連絡を先延ばしにするのは厳禁です。
やはり、面接の日程変更の連絡はスピードも大事になってくるため、その点も十分に認識しておきましょう。
私は昼夜が完全に逆転しているため、夜中の0時以降で面接を実施してほしいと先方に依頼しましたが、激怒されてしまいました。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?
………。
以上、またお会いしましょう。