こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「昼休みの時くらいは、一人になりたい…」
職場でこのようにお悩みの方は多いかと思います。
当然ながら、昼休みの時間は勤務時間ではありません。
このことは、労働基準法でも「休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければならない」と定義されています。
出典:厚生労働省『労働基準法に関するQ&A「労働時間・休憩・休日関係」』
よって、昼休みをどう過ごすかは完全に個人の自由です。
しかしながら、昼休みはみんなでランチをするのが習慣みたいになっている職場ですと、昼休みに一人で過ごすのは非常に困難です。
気の合う仲間同士であればいいですが、上司の顔色をうかがいながらのランチや、興味のない話題に参加しながらのランチは苦痛でしかありません。
このような昼休みでは、かえって疲れてしまうことの方が多いでしょう。
果たして昼休みを一人で過ごしたい時は、どうすればいいのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。

一応、私も転職を4回繰り返してさまざまな職場を体験してきましたが、あらゆる手を使って昼休みに一人になれることに成功してきたので、多少の参考にはなるかと…。
昼休みを一人で過ごしたとしても全く問題なし

さて、実際に昼休みを一人で過ごしたいとは思っていても、
「昼休みを一人で過ごしていたら、人付き合いの悪いヤツだと思われないのか?」
「自分だけ一人で昼休みを取っていたら、陰口を叩かれるのではないか?」
というような心配をされる方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、この点については全く心配無用であり、昼休みを一人で過ごしたとしても全く問題はありません。
というのも、ふだんから周りとコミュニケーションが取れていれば、特に人付き合いの悪いヤツだとは思われないからです。
中にはそういう風に思う人間もいるかもしれませんが、ごく少数なので気にする必要はありません。
また、「陰口を叩かれるのではないか?」という心配に対しても、特に気にする必要はありません。
なぜなら、陰口を叩かれるのは別に昼休みの時だけとは限らず、叩かれる時はどうしても叩かれてしまうものだからです。
よって、陰口を叩かれないためにランチに参加するというのは、全くのナンセンスと言えます。

そもそも他人の陰口をコントロールすることはできません。
陰口を気にすること自体が不毛なのです。
以上の理由より、昼休みを一人で過ごしたとしても全く問題はありません。
昼休みを一人で過ごすためには?

前述の通り、昼休みを一人で過ごすことには何の問題もないため、一人になりたい方はさっそく明日からでも実行しましょう。
特に難しいことはなく、昼休みになったら誰かにつかまる前にさっさと消えればいいだけです。
もしも消える前につかまってしまったら、適当な理由を付けて断ればいいのです。
最初は気まずいかもしれませんが、慣れてしまえばどうということはありません。
問題は、昼休みは職場のみんなでランチをするのが習慣化されており、ほぼ強制的にランチに参加させられるような職場のケースです。
このような場合は、どうすればいいのでしょうか?
以下で私なりに編み出した対処法をご紹介します。

もちろん、これからご紹介する対処法は必ずしも有効とは限りませんが、実際に私もこの方法を使って一人になることに成功していますので、参考にしていただければと思います。
STEP①:最初はもっともらしい理由で週一くらいの頻度で断る
いきなり一人になるのが困難な環境であれば、最初はもっともらしい理由を作って週一くらいの頻度でランチの誘いを断るところから始めてみましょう。
具体的には、
- 今日中にどうしても銀行に行って、振込をしなければならないから
- 今日中に送らなければいけない荷物があるから
- 持病の薬が切れたので、すぐに薬局に行かなければならないから
上記のような理由で断ってみましょう。
大切なのは、相手に「それなら仕方ないか」と思わせるような理由で断ることです。
「別に昼休みにやらなくてもいいじゃん」と思われるような理由では弱いので、注意が必要です。

「本当は皆さんとランチがしたいんですが…」という気持ちを前面に押し出しておくことがポイントです。
STEP②:徐々に断る頻度を増やす
STEP①をクリアしたら、その後は徐々に断る頻度を増やしていきましょう。
最初のうちは抵抗があるかもしれませんが、STEP①をクリアできたのであれば、あとは同じように繰り返して断る頻度を増やしていくだけです。
「アイツはなんか色々と立て込んでいるようだな…」というイメージを持たれ始めたら、しめたものです。
STEP③:昼休みは一人で過ごすキャラだというイメージを植え付ける
一人で過ごす頻度が増えてくれば、徐々に周りも違和感を感じなくなってきます。
こうやって、「私は昼休みは一人で過ごすキャラです」というイメージを植え付けていくのです。
別に、無理してイメージを植え付けようとする必要はありません。
とりあえず、「自分はこういうキャラでいく」と思うだけで大丈夫です。
不思議なもので自分でそう思い込むと、そのキャラ設定は自然と周囲にも認知されていきます。
前述の通り、ふだんからコミュニケーションをしっかり取っていれば、孤立する心配はありません。
余計な心配はせずに、一人の昼休みを満喫しましょう。
特別な日はランチに参加しておく

なお、1つ注意点があるとしたら、「特別な日はランチに参加しておく」ということです。
特別な日というのは、具体的には「中途入社者の入社初日」や「退職者の最終出勤日」などです。
こういう日は歓迎や感謝の意を示す意味でも、ランチに参加しておくことをオススメします。
※別途、夜に歓迎会や送別会があって、そちらに参加するのであれば大丈夫ですが。
そんな時まで頑なに一人でいようとすると、さすがに周りからの印象は良くありません。
そういう日は、むしろ積極的にランチに参加すべきでしょう。
特別な日というのはせいぜい年に数回くらいでしょうから、そういう時は仕方ないと割り切って参加しておきましょう。
まとめ:昼休みを一人で過ごすことはメリットだらけ
最後にまとめておきます。
- 昼休みを一人で過ごしたとしても全く問題ない
- 昼休みに一人になるのが難しい職場環境であれば、まずは週一からランチを断っていき徐々に頻度を上げていく
- 特別な日(中途入社者の入社初日や退職者の最終出勤日など)は、積極的にランチに参加しておく
もちろん職場環境によっては、どう頑張っても昼休みを一人で過ごすのが難しいケースもあるでしょう。
ですが、そのような環境でも一人になる努力はすべきです。
毎日は無理でも、週に何日かは一人になれるかもしれませんので。
繰り返しになりますが、昼休みの時間は勤務時間ではありません。
よって、「昼休みを一人で過ごすことができれば、年間で250時間前後の自由時間が手に入る」と言っても、大げさではないでしょう。
その時間を読書や勉強に費やしてもいいですし、仮眠を取ってリフレッシュしても構いません。
このように、昼休みを一人で過ごすことはメリットだらけなのです。
周囲の目を気にしてそんな自由な時間を手放してしまうのは、惜しい気がしないでしょうか?
もちろん価値観は人それぞれでしょうが、一人の時間を優先させたいのであれば、勇気を持って昼休みは一人で過ごすようにしていきましょう。

私の現職の『自宅警備員』は完全に一人の仕事なので、逆に私は誰かと一緒にランチがしたいです。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?

………。
以上、またお会いしましょう。