人生は登山ではなく旅行である

こんにちは、夢頭（ユメガシラ）です。

「最近うまくいかないことばかりで、何だか人生がイヤになってきた…」

長い人生において、誰しも一度や二度はこのように思うことがあるのではないでしょうか？

ちなみに私は、そこそこの周期であります。
具体的には、「HUNTER×HUNTER」が休載する頻度と同じくらいです（←結構、多くない？）。

こんな時は、どうすればいいでしょうか？

「少し休んで、また活力が戻ってくるのを待つ」というのも1つの手だとは思いますが、私はこう考えるようにしています。

「人生は登山ではなく旅行である」

と。

人生はうまくいかないことの方が多い

薄っぺらな人生しか歩んできていない私ですが、1つ確信していることがあります。

それは…、

「人生はうまくいかないことの方が多い」

ということです。

まぁ…、この辺りは生き方や価値観などによって、感じ方は人それぞれだとは思いますが、実際このように感じている方も多いのではないのでしょうか？

誰だって、何もかもうまくいく人生を歩みたいものです。

しかしながら、現実は漫画のようにうまくはいきません。
むしろ「何もかもうまくいく」と過信していると、つまずいた時の失望感が大きくなってしまいます。

よって、まずはこの事実を受け入れるところから始めてみましょう。

それができれば、やり場のない怒りや失望感も少しは和らぐかもしれません。

目的の達成を目指すだけの人生は疲れる

「人生はうまくいかないことの方が多い」という事実を受け入れたとして、その次に考えるべきことは何でしょうか？

それは…、

「そんな人生を、どういう心で生きていくか」

だと思います。

人生において、目的は大きな活力になり得ます。
目的があるからこそ、そこに向かって努力することができるとも言えます。

しかしながら、人生はうまくいかないことの方が多いのも事実です。
そうなってくると、目的が途上で終わってしまうことの方が圧倒的に多くなってきます。

この事実に気付いてしまうと、人生そのものに疲れてしまいます。
場合によっては、人生に諦めみたいな「むなしさ」を感じてしまうかもしれません。

そこで、考え方を変えてみるのです。

「人生は登山ではなく旅行である」

と。

登山ではなく旅行のような人生を目指す

基本的に登山は山頂を目指すため、ここでは便宜上、「山頂にたどり着くこと」だけが登山の目的と仮定します。

人生を登山と捉えると、「山頂にたどり着くこと」だけが目的になってしまいます。

そうなってくると、無事に山頂までたどり着ければいいのですが、もしもたどり着けなかったら、どうなるのでしょうか？

その場合は、「山頂までの道のりは全て徒労だった」と思えてきます。
これも1つの考え方ではありますが、少し窮屈な考え方のような気もします。

一方、旅行にも目的地はあるでしょうが、目的地への到着だけを目指すわけではありません。
旅行は目的地への移動や途中の寄り道等、その過程全てを楽しもうとします。

よって、人生を旅行と捉えると、目的地への到着だけに執着せずに済みます。
何しろ旅行は、仮に目的地へ到着できなくても、その過程を楽しめればOKなのですから。

こう考えると、何か人生に余裕が生まれた気がしてきて、クールな感じがしないでしょうか？

「目的の達成のみを目指す人生」
「目的の達成を目指しながら、その過程も楽しむ人生」

あなたならどちらを選ぶでしょうか？

まとめ：寄り道こそ我が人生

人生を登山と捉えるか旅行と捉えるか、どちらにしろ目的に向けての努力は必要不可欠です。

要は、考え方の違いです。
どちらを選択するかは、人それぞれでしょう。

まぁ…、色々と御託を並べてしまいましたが、結局のところ、単に私は寄り道をする生き方が好きなだけなのです。

たとえ、誰からも理解されなかったとしても構いません。

許されるなら、いや、たとえ誰からも許されなかったとしても、「ずっと寄り道している人生」を目指したいものです。

以上、またお会いしましょう。