メールで毎回「お世話になっております」を入れる必要はある?

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メールで毎回「お世話になっております」を入れる必要はある?

こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。

親の顔より見たビジネスメールの常套句、「お世話になっております」。
果たして、コレは毎回入れる必要があるのでしょうか?

例えば、こんな感じです。

Aさん
Aさん

お世話になっております。

●●会社のAです。

次回の定例ミーティングの件につきまして、~~~。

Bさん
Bさん

お世話になっております。

〇〇会社のBです。

次回の定例ミーティングですが、~~~。

Aさん
Aさん

お世話になっております。

●●会社のAです。

承知しました。

ご質問いただいた件ですが、~~~。

Bさん
Bさん

お世話になっております。

〇〇会社のBです。

ご確認ありがとうございます。

それでは、~~~。

Aさん
Aさん

お世話になっております。

●●会社のAです。

ありがとうございます。

こちらこそ、~~~。

何かの呪文でしょうか?
もしくは、何かに取り憑かれているのでしょうか?

いくらビジネスメールの常套句とはいえ、毎回「お世話になっております」を入れるのはしつこい気がします。

果たして、「お世話になっております」は毎回入れる必要があるのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。

ユメガシラ
ユメガシラ

一応、私もアウトソーシング系の職場での勤務歴が4年近くあり、ビジネスメールのやり取りには人一倍気を付けなければいけない立場にいたので、多少の参考にはなるかと…。

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「お世話になっております」の意味と使い方は?

「お世話になっております」の意味と使い方

本題に入る前に、「お世話になっております」の意味や使い方について確認しておきましょう。

そもそも「お世話になっております」は、「面倒をみていただいて、ありがとうございます」や「関係を取り持っていただいて、ありがとうございます」といった意味合いの言葉です。

ビジネスシーンにおいては、「お世話になっております」は社外の人に向けた挨拶の代用として使われています。
※ちなみに、社内の人に向けた挨拶の代用としては「お疲れ様です」が使われます。

  • 社外の人 ⇒ 「お世話になっております」
  • 社内の人 ⇒ 「お疲れ様です」

「お世話になっております」は挨拶の意味合いで使われているものの、敬語として成立しているため、目上の方に使っても問題はありません。

なお、これまで面識のない相手(新規の取引先や顧客など)にメールをする場合には、まだお世話にはなっていないため、「お世話になります」を使うのが適切です。

  • 既に面識がある相手 ⇒ 「お世話になっております」
  • 過去に面識がない相手 ⇒ 「お世話になります」
ユメガシラ
ユメガシラ

ただし、個人的に面識がなくても、既に企業間で取引をしている場合には、「お世話になっております」を使うこともできます。

自分の中でルール化してしまおう

自分の中でルール化してしまおう

本題に戻りましょう。

「お世話になっております」は毎回入れる必要があるのかについて、さっそく私なりの見解を申し上げますと、

「何とも言えん」

です。

………。
………。

いえ、ふざけてはいません。

というのも、ビジネスメールにおける挨拶については、以下の2つの考え方があるからです。

  1. ビジネスメールといえども、挨拶は毎回しっかりすべきだ
  2. ビジネスメールは簡潔にまとめるのが鉄則であり、挨拶は基本的に不要だ

礼儀を重んじる人であれば①の考え方を、効率性を重視する人であれば②の考え方を推奨することになるでしょう。

どちらが正解というのは、特にありません。

であれば、必要か不要かは自ら判断して、「自分は毎回入れる(or入れない)スタンスでいく」といった感じで、自分の中でルール化してしまうのが得策と言えます。

そうすることで、毎回入れるかどうかで悩んだり、相手に合わせて使い分けたりする必要がなくなります。

もちろん相手によっては、自分のスタンスに対して快く思わないこともあるかもしれません。

とはいえ、普段の仕事ぶりがしっかりしていれば、メールに対する考え方の違いによって、信頼関係が崩れることは基本的にありません。

逆に言えば、普段の仕事ぶりが悪いと、どんなに丁寧なメールを送っていても信頼関係を築くことは困難です。

ユメガシラ
ユメガシラ

実際、日頃から非常に丁寧なメールを送っていても、顧客や取引先からしょっちゅうクレームを受けている人は結構いますので…。

このように、「お世話になっております」を毎回入れるかどうかは、それほど大きな問題ではないのです(※やや乱暴な論理展開かもしれませんが…)。

であれば、自分の中でルール化して、それを自分のスタイルとして確立させてしまうのが最も合理的と言えるのではないでしょうか?

まとめ:「お世話になっております」で悩むのは時間のムダ

大した内容ではないですが、今回は以上です。

ちなみに私は、面識のない相手に初めてメールする場合にだけ「お世話になります」と入れて、以降は「お世話になっております」すら使わないスタンスです。

相手がどう思っているかはわかりませんが、今のところそれが原因で、業務に支障をきたしたことは一度もありません。
※他のことが原因で、業務に支障をきたすことは度々ありますが…。

あくまで個人的な見解ですが、「お世話になっております」を入れるかどうかで悩むのは時間のムダかと思います。

そんなところで気を遣ったり悩んだりしたくないのであれば、明日からでも自分の中でルール化してしまうことをオススメします。

ユメガシラ
ユメガシラ

もしどちらのスタイルでいくか迷っている場合には、私が決めて差し上げましょう。

モブタロウ
モブタロウ

それは余計な「お世話」です。

▼社内メールにおける『お疲れ様です』の要否については、下記の記事をご参照ください。


以上、またお会いしましょう。

この記事を書いた人
夢頭(ユメガシラ)

◎2021年の夏にノープランで脱サラしました。
◎転職歴は4回あり、中小企業から上場企業、会計事務所や社労士法人など、さまざまな職場を渡り歩いてきました。
◎社労士・日商簿記(1・2級)・FP(2・3級)・第一種衛生管理者の資格を有しており、人事の経験も8年ほどあります。
◎読書好きで、年間50冊ほどの本を読んでいます。

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