こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
お金や節約術の話題になると、「ラテ・ファクター」という言葉をよく耳にします。
「ラテ・ファクター」とは、カフェ・ラテのような日常の生活に必須ではないが、毎日の習慣になっている小さな出費を切り詰めていけば、長期的には大きな節約になるという考え方です。
例えば、スターバックスのラテを例にしてみましょう。
スターバックスのラテって、250円くらいでしょうか?
…失礼、Sサイズで税込み455円(2024年8月現在)とのことです。
※スターバックスのようなオシャレな所は滅多に行かないため、ご容赦ください…。
それで、勤務前にスターバックスのラテを飲むのが習慣であれば、ざっくり月20日勤務だとすると…、
@455円×20日=9,100円
となり、単純にラテ代だけで月に「9,100円」消費していることになります。
これを半年続ければ「54,600円」、1年なら「109,200円」になります。
もし、1年間ラテを我慢できれば11万円弱の金額が浮くため、2泊3日くらいの国内旅行は行けるかもしれません。
なお、あくまでラテは1つの例です。
ラテでなくてもジュースやエナジードリンク、キャンディー、お菓子…などなど、日常の生活に必須ではないが、毎日の習慣になっている小さな出費を切り詰めれば、その長期的な節約効果は決して無視できないということです。
果たして、本当にそうなのでしょうか?
今回はこの点について、珍しく割と真剣に考えてみました。
なんと、頑張って10分近くも考え抜きました!
ふーん…。
「ラテ・ファクター」の真意とは?
まず、『日常の生活に必須ではない』という判断は、人によってさまざまだと思いますが、この必須かどうかの判断が非常に悩ましいとも言えます。
そして『ラテ』というのは、正に悩ましいものの代表格です。
「カフェ・ラテの有無によって、その日の生産性が大きく変わってくる」と言えば、そんな気もしますが、そうでもないような気もします…。
こうなってくると、「提案者はあえて『ラテ』という悩ましい名称をつけたのではないか?」とさえ思ってしまいます。
しかしながら、そこからさらに深読みすると、「必要かどうか悩ましいものであったら、とりあえず切り捨てよ」というのが、提案者の真意ではないのか?
と、個人的には思うのです(※あくまで個人の勝手な推測ですが…)。
「ラテ・ファクター」の有用性
「とりあえず切り捨てよ」というのは言い過ぎかもしれませんが、「切り捨てる余地は大いにある」とも言えるのではないでしょうか?
確かにラテは、仕事の生産性をあげてくれる側面もあるかと思います。
私もサラリーマン時代は、甘いミルクティーを毎日購入していました。
これは空腹時にミルクティーを注入することで急激に血糖値を上げて、ドーパミンなどの脳内神経物質を分泌させることが狙いでした。
こうやって、無理矢理やる気を起こさせていたのです…。
ある種の麻薬ですね…。
健康上の問題はさておき(?)、効果は絶大でした。
しかし…、
効果があるのは、最初の方だけなんですよね…。
繰り返し行うと脳もその刺激に慣れてきて、だんだんと効果を実感できなくなってきます。
そして、ミルクティー自体にも飽きてきてしまうのです。
つまり、経験も踏まえた私なりの見解としては、「ラテは『毎日』必要なものではない」ということです。
ラテとかエナジードリンクとかは、たまに注入するから効果を感じられるのです。
しかし、習慣になっている人の多くは、「初期の頃に感じた抜群の効果」が忘れなくて、惰性で続けていないでしょうか?
それに、スターバックスのラテもたまに飲むからその特別感を味わえるのであって、毎日飲んでいたらコンビニのラテと同じ感覚にならないでしょうか?
違っていたらすみませんが、もしあなたにも思い当たる節があるようなら、毎日のスターバックスのラテを例えば週2日に減らしてみてはいかがでしょうか?
それだけでも、週に「1,365円」(@455円×3日)の節約効果があります。
このように、「ラテ・ファクター」を必ずしも実行する必要はないが、本当に必要かどうか再考することは十分に有益であると、個人的には思います。
まずは短期目標の「ラテ・ファクター」から始めてみる
さて、「ラテ・ファクター」の有益性を理解できたとしても、長年にわたって習慣化された行動をやめるのはなかなか難しいものです。
「スターバックスのラテを1年間我慢して、北海道旅行をする」という目標を立てるのも1つの手ですが、1年間は長過ぎて途中で挫折してしまうかもしれません。
そこで1つの提案として、長期的ではなく短期的な目標に切り替えるというのは、いかがでしょうか?
例えば、毎日の100円アイスを3日我慢して、3日ごとにハーゲンダッツを1個買うようにするのです。
アイスに限らず、同じものを毎日食べ続けるというのは、それなりにリスクがあります。
アイスも、アイスクリーム>アイスミルク>ラクトアイスの順に、値段と品質が下がっていきます。
※ほとんどの100円アイスはラクトアイスで、ハーゲンダッツはアイスクリームです。
同じ300円の消費であっても、100円のラクトアイスを3日連続で食べるより、3日に一度ハーゲンダッツを食べる方が健康面においても特別感においても、いいような気がしませんか?
あくまで1つの提案ではありますが…。
いっそのこと、3日に1回の『ハーゲンダッツ』も我慢したらどうですか?
断言します。
それは不可能です!
まとめ:特に思い付きません
最後にまとめておきます。
- 「ラテ・ファクター」を必ずしも実行する必要はないが、本当に必要かどうか再考することは十分に有益である
- 「ラテ・ファクター」の実行が難しければ、まずは短期目標から始めてみる
割と真剣に考えたにしては、大したことなかったですね…。
まぁ…、私の実力なんて、所詮はこんなものです。
とりあえず大事なのは、
人生に疲れたら、ハーゲンダッツ
ということです。
………。
………。
すみません、間違えました。
大事なのは、
人生はアイスのように甘くない
ということです。
………。
………。
いや、これも違いますわ…。
………。
………。
グダグダになってきたので、ここらで終わらせていただきます。
もう来ないでください。
大変失礼しました…。
▼「ラテ・ファクター」ついて真面目に興味がある方は、こちらの書籍がオススメです。
以上、またお会いしましょう。