こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「前任者から引き継ぎなしで仕事を丸投げされてしまった…」
「前任者が急に退職して、引き継ぎなしの状態で自分が後任者になってしまった…」
社会人として働いていると、このような事態に陥ることもあるかもしれません。
仕事を引き継ぐこと自体は別に珍しいことではありませんが、その場合は前任者から引き継ぎを受けるのが通常です。
引き継ぎなしで仕事を丸投げされてしまったら、業務の進め方や注意点がわからず、途方に暮れてしまう方も多いかと思います。
そこで今回は、そんな方のために『引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の対処法』を3つご紹介します。
引き継ぎなしで仕事を丸投げされてお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
一応、私もサラリーマン時代に引き継ぎなしで仕事を丸投げされた経験がありますので、多少の参考にはなるかと…。
引き継ぎなしで仕事を丸投げされることは意外と多い
本題に入る前に、1点お伝えしたいことがあります。
それは…、
「引き継ぎなしで仕事を丸投げされることは意外と多い」
ということです。
もちろん、仕事をバトンタッチする時は、後任者にしっかりと引き継ぎを行うのが常識ではあります。
しかし実務においては、引き継ぎが正常に行われないこともあります。
例えば、前任者が突然失踪した場合には、引き継ぎを受けようがありません…。
他にも、「俺はもうすぐ辞めるから後のことは知らん!」と意味不明な開き直りをして、さっさと有給休暇の消化に入る無責任な輩など…。
このように、ブラック企業でなくても引き継ぎなしで仕事を丸投げされる可能性があり、決して他人事ではないのです。
この事実は、あらかじめ知っておいた方がいいかもしれません。
引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の対処法
それでは本題に戻って、『引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の対処法』を見ていきましょう。
具体的には、以下の3つです。
- 周囲に相談する
- 過去の記録や取引データを漁る
- 開き直る
①周囲に相談する
引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時は、とりあえず周囲に相談してみましょう。
「相談したところで何も変わらない」と思うかもしれませんが、上司やベテラン社員などに相談することで、前々任者や隠れたマニュアルの情報を得られる可能性があります。
そうなれば、しめたものです。
実際、私も上司に相談したら、過去に担当していた人の情報を知ることができ、その人経由でいくつか有益な情報を得られたことがあります。
意外な人が意外な情報を持っていることもあるため、まずは周囲に相談してみることをオススメします。
②過去の記録や取引データを漁る
引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時は、過去の記録や取引データを漁るのも効果的です。
業務の中身にもよりますが、多くの仕事は前例にならって進めるのが基本です。
そのため、過去の記録や取引データをかき集め、それらを分析することで、仕事の進め方が見えてくることもあります。
特殊なケースでなければ過去の記録や取引データは残っているハズなので、まずはそれらを漁ってみましょう。
前任者がよほどいい加減な処理をしていなければ、何かしらのヒントは得られるかと思います。
③開き直る
引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時は、思い切って開き直るのも1つの手です。
なんだか急に精神論ぽくなってしまいましたが、開き直ることは意外と重要です。
確かに引き継ぎなしでのスタートは不安ですが、逆に言えば、自分の裁量で進められるということでもあります。
もちろん法令や職場のルールなどは守る必要がありますが、その範囲内であれば、自分なりに効率化を図ることもできます。
また、「前任者の変なこだわりや謎ルールに縛られる必要がない」という風に考えれば、引き継ぎなしの状態を前向きに捉えることもできるでしょう。
嘆いているだけでは状況は変わらないため、最後は開き直ることも必要です。
引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の注意点
引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時は、気を付けなければならない点もいくつかあります。
そこで本章では、引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の注意点をご紹介します。
具体的には、以下の2つです。
- 独断で進めすぎない
- 成果を積極的に人事考課でアピールする
①独断で進めすぎない
前述の通り、引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時は、思い切って開き直ることも必要です。
とはいえ、全てを自分の判断だけで進めるのは避けた方が賢明です。
全てを独断で進めてしまうと、間違いに気付かないまま仕事を進めてしまったり、権限を越えた行動をしてしまったりする可能性があります。
やはり、どうにも判断が難しい時は周囲に相談したり、外部に提出する前には上司に確認してもらったりするのがいいでしょう。
仕事を一人で抱え込むのは危険です。
リスクを回避する意味でも、引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時は、独断で進めすぎないように注意しましょう。
②成果を積極的に人事考課でアピールする
注意点というほどではないですが、引き継ぎなしで仕事を丸投げされた場合には、その成果を積極的に人事考課でアピールするようにしましょう。
引き継ぎなしで仕事を丸投げされることは意外と多いとはいえ、仕事を丸投げされた方は大変な思いをするのは間違いありません。
そのような困難な状況を乗り越えて仕事を回してきたことは、大きな成果と言えます。
であれば、その成果を人事考課で積極的にアピールして、昇給やボーナスの査定アップに繋げましょう。
目に見えない成果は黙っていてはなかなか評価されないため、積極的にアピールすることをオススメします。
実際に私も、これで昇給交渉に成功したことがありますので。
まとめ:嘆いているだけでは状況は変わらない
最後にまとめておきます。
◆引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の対処法
- 周囲に相談する
- 過去の記録や取引データを漁る
- 開き直る
◆引き継ぎなしで仕事を丸投げされた時の注意点
- 独断で進めすぎない
- 成果を積極的に人事考課でアピールする
引き継ぎなしで仕事を丸投げされてしまったら、「なぜ自分がこんな目に…」と絶望してしまうこともあるかと思います。
とはいえ、ただ嘆いているだけでは状況が変わることはありません。
今回紹介した対処法や注意点を参考にしながら、自分のできることから着手してみましょう。
私の現職の『自宅警備員』は完全に一人の仕事なので、引き継ぎ関係で気をもむ必要はなさそうですね。
………。
以上、またお会いしましょう。