こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「ニートから正社員を目指すのは、やはり無理なのかな?」
今現在ニートの状態であれば、このようにお悩みの方も多いかと思います。
事情はどうあれ、ニートの期間は基本的に空白期間として取り扱われます。
空白期間の存在は、採用選考において大きなマイナスポイントとなってしまいます。
そのため、ニートから正社員を目指そうとすると、どうしても苦戦を強いられることが多く、やみくもに活動しているだけでは、なかなか成果を得られないでしょう。
また、実際にニートから正社員を目指そうとしても、具体的に何から始めればいいのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、そんな方のために『ニートから正社員を目指す方法TOP3』をご紹介します。
ニートからの巻き返しを図っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

一応、私も30歳手前まで職歴なしの状態でしたが、そこから転職を繰り返して、最終的には上場企業の正社員にまでなることができたので、多少の参考にはなるかと…。
ニートから正社員を目指すことは十分に可能

そもそもですが、ニートから正社員を目指すことはできるのでしょうか?
この点については…、
「ニートから正社員を目指すことは十分に可能」
です。
確かにニートから正社員を目指すのは、簡単なことではありません。
しかしながら、決して不可能というわけではありません。
というのも、近年は少子高齢化の影響で、現在のスキルや経験ではなく、今後の成長を期待しての採用(一般的に言う「ポテンシャル採用」)を積極的に行っている企業が増えているからです。
また、企業によっては、変な癖が付いている中途社員よりも、素直に業務をこなしてくれる未経験社員の方が好まれるケースもあります。
事実、総務省統計局のデータによれば、ニートから正社員になっている人は一定数存在しており、しかも決して低い数値ではありません。
年齢 | ニートから正社員への移行率 |
---|---|
15~19歳 | 29.9% |
20~24歳 | 32.7% |
25~29歳 | 25.5% |
30~34歳 | 18.1% |
35~39歳 | 15.5% |
40~44歳 | 15.6% |
参照:労働政策研究・研修機構『若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③』
このように、ニートから正社員を目指すことは十分に可能です。
特に20代の方であれば、正社員になれる可能性はさらに高くなるでしょう。
ニートから正社員を目指す方法TOP3

それでは本題に戻って、『ニートから正社員を目指す方法TOP3』をご紹介します。
なお、ランキングは私の独断によるものなので、自分に合った、もしくはできそうな方法から試す形で問題ありません。
第3位 資格を取得する
第3位は、「資格を取得する方法」です。
ニートから正社員を目指す上で最大のネックとなるのが、やはり空白期間です。
空白期間を取り消すことはできない以上、それを補うためにはスキルを身に付けるのが効果的と言えます。
資格を持っていれば、それだけでスキルがあることの証明となるため、就職活動において資格は有効なアピールポイントとなります。
また、面接で空白期間について聞かれた場合にも、「資格を取得するために勉強に専念していた」という理由付けが可能です。
ただし、資格の取得を目指すのであれば、それなりに社会的地位が高い資格を狙う必要があります。
なぜなら、少し勉強すれば取得できるような簡単な資格であれば、空白期間を打ち消せるほどのアピールにはならないからです。
もちろん、弁護士や公認会計士といった超難関資格を目指す必要はありませんが、可能であれば、実務に活かしやすく、即戦力として期待されるような資格の取得を目指すのが望ましいでしょう。
具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 経理系の仕事 → 日商簿記検定・税理士
- 人事系の仕事 → 社会保険労務士
- 法務系の仕事 → 行政書士・司法書士
もちろん、社会的地位の高い資格はそのぶん難易度も高く、取得するためのハードルも高くなりますが、取得できれば自信を取り戻すきっかけにもなります。
自分に自信が持てず、いきなり社会に出ることに抵抗を感じてしまう方であれば、まずは資格の取得を目指してみましょう。

ただし、資格取得にこだわり過ぎて、資格を取得することが目的になってしまわないよう、注意が必要です。
第2位 アルバイトや契約社員などから正社員登用を目指す
第2位は、「アルバイトや契約社員などから正社員登用を目指す方法」です。
「いきなり正社員を目指すのは、ハードルが高すぎる」と感じるのであれば、まずはアルバイトや契約社員として経験を積んで、正社員登用を目指すのも1つの手です。
アルバイトや契約社員であれば、正社員に比べて選考ハードルも低くなるため、ニートでも採用されやすいでしょう。
どこの企業も優秀な人材は貴重であるため、最初はアルバイトや契約社員であっても、働きぶりが認められれば、正社員になれるチャンスは十分にあります。
ただし、正社員登用制度は全ての企業に設けられているわけではないため、応募の際に確認が必要です。
また、中には正社員登用制度が形骸化しており、「そのうち正社員にしてあげるよ」と言って、いつまでも非正規雇用で働かせようとする悪質な企業も存在するため、注意が必要です。
そのような企業であれば、早めに見切りをつけて転職を検討した方がいいでしょう。

仮に、最終的に正社員になれなかったとしても、アルバイトや契約社員で得た経験は立派な職歴になるため、次の転職に活かすことが可能です。
第1位 ニートの就職支援に特化した転職エージェントを活用する
堂々の第1位は、「ニートの就職支援に特化した転職エージェントを活用する方法」です。
資格を取得したり、アルバイトや契約社員などから正社員登用を目指したりするのもいいですが、「いきなり正社員を目指すのは無理だ」と最初から決めつけるのは、やや早計です。
というのも、転職エージェントサービスの中には、ニートやフリーターの就職支援に特化したものも存在するからです。
そのような転職エージェントでは、書類選考が不要であったり、ビジネスマナーを学べる研修などが用意されていたりするため、うまく活用すれば、ニートからいきなり正社員になることも夢ではありません。
また、ニートやフリーター向けの転職エージェントでは、企業への取材や調査を精力的に取り組んでおり、ブラック企業は極力除外されているため、安心して利用できます。
もしかしたら、思わぬお宝求人が見つかる可能性もあるため、気になる方は登録だけでもしてみましょう。
▼ニートやフリーター向けの転職エージェントついて詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
まとめ:正社員になるためには、最後まで諦めないことが重要
最後にまとめておきます。
◆ニートから正社員を目指す方法TOP3
- 第3位 資格を取得する
- 第2位 アルバイトや契約社員などから正社員登用を目指す
- 第1位 ニートの就職支援に特化した転職エージェントを活用する
繰り返しになりますが、ニートから正社員になるのは、決して容易なことではありません。
とはいえ、現状を変えるため、その困難な道に挑もうとするあなたの勇気は賞賛に値するものです。
正社員になるためには、最後まで諦めないことが重要です。
「捨てる神あれば拾う神あり」ではありませんが、粘り強く行動していれば、必ずあなたを必要とする企業が見つかります。
まずは自分のできる範囲から、一歩ずつ進んでいきましょう。

諦めなければ、いずれ光が見えてきます。
以上、またお会いしましょう。