こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
今回は、直属の上司が苦手(むしろ退職の理由がそれ)等の理由で、なかなか退職の申し出を言い出せずに困っている方へ向けての記事です。
そういった方にはズバリ、「三者面談」方式での退職の申し出がオススメです!
私自身も退職を5回経験していますが、全て「三者面談」方式で退職の申し出を行ってきました。
そして、全てトラブルなく、スムーズに退職が受け入れられました。
なので、 退職の申し出を言い出せずに困っている方は、これからご紹介する「三者面談」方式も、ぜひ一度ご検討ください。

実現可能な環境であれば、かなりオススメです。
退職の申し出は最初の関門
まず前提として、退職の申し出は直属の上司に最初に伝えるのが鉄則です。
これはどこの職場でも共通だと思います。
しかしながら、
- 直属の上司とはとにかく折り合いが悪い
- 直属の上司はすぐ感情的になるタイプである
- 直属の上司に大きな借りがある(今まで育ててもらった恩がある)
等の理由で、なかなか言い出せない方もいらっしゃるかと思います。
なにせ退職の申し出は、会議室などの密室で二人っきりで話すわけですから。
何言われるかと思うと、怖くて躊躇してしまうのも無理はありません。
かくいう私も直属の上司とは折り合いが悪く、しかもすぐ感情的になるタイプの方が多かったので、その不安はよくわかります。
しかし、退職の申し出は最初の難関で、これをクリアしないと先へは進めません。
最初の難関でつまづいてしまうとその後の予定にも狂いが生じてしまうため、退職を決意したなら、なるべく早めに退職の申し出を行うべきでしょう。

退職の申し出期間は職場の就業規則によって異なります(通常1~2ヶ月です)が、引継ぎ等の問題もありますので、なるべく早めに伝えておくに越したことはありません。
「三者面談」の理想は、直属の上司と更にその上司の形式
そこで、そんなお悩みの方にオススメしたいのが「三者面談」方式なのですが、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
「三者面談」の理想は、直属の上司と更にその上司の形式です。
例えば、直属の上司が課長の場合であれば、その上の部長も交えて面談をセッティングするのです。
これがベストだと思います。
いきなり階層的に上すぎる方(社長など)の同席は、避けた方がいいでしょう。
ただ、この辺りは職場の規模や風土などで千差万別だと思いますので、ご自身の職場の組織図を参照しながら慎重にご判断ください。
「三者面談」はNGではないか?
そもそもですが、
「『三者面談』は組織体系的に筋違いでNGではないか?」
という疑問を、持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
それについては、
特に問題ないと思います。
なぜなら、直属の上司に伝えれば、どっちみちその上の上司にもすぐに伝わる話だからです。
両者に同時に伝えることに、特に問題はありません。
それに、特殊な事情がなければ、組織体系的にも倫理的にも問題はないと思います。
ただし、直属の上司をすっ飛ばしてそれ以外の方に最初に伝えてしまうのはNGですので、そこはご注意ください。
「三者面談」がオススメの理由
それでは、「三者面談」がオススメな理由をご紹介します。
①感情論になるのを防げるから
1対1の対話では、どうしても感情論になりやすくなってしまいます。
ただでさえ普段から合わない上司から感情的に言われてしまうと、こちらも今まで溜まりに溜まっていた感情が爆発してしまい、怒鳴りあいのケンカに発展してしまうかもしれません。
まぁ、それは大げさかもしれませんが、1対1の対話では感情論になってしまう可能性は大いにあります。
しかし、三者で話し合うのであれば、そういう事態は防げるかと思います。
冷静な三人目が同席していれば、感情論になる可能性はグッと下がるハズです。
②純粋な管理職は冷静沈着な方が多いから
直属の上司は、プレイングマネージャー的な立ち位置の方が多いかと思います。
なので、現場もよくわかっており、それゆえに感情的になってしまうかもしれません。
しかし、その上の上司であれば、純粋な管理職であることが多いかと思います。
純粋な管理職の方は、冷静沈着ですぐ感情的にはなることは少ない(…ハズ)です。
そういう方が同席してくれるだけで、建設的な話し合いができる可能性はグッと高まります。
③上の上司が同席していると、直属の上司は何も言えなくなるから
正直、これが一番大きいと思います。
サラリーマンの悲しいサガというべきでしょうか…。
普段は口うるさい直属の上司も、その上の上司が同席すると口数が減ります。
私の実体験からも、面談中は直属の上司は色々と言いたそうな顔はしていましたが、基本はダンマリです(私の経験上、100%!)。
面談中は退職理由など色々と聞かれますが、それも上の上司の主導で進みますので、とてもスムーズにいくかと思います。
そして上の上司から「わかった!」といざ了承が得られれば、それで全て納まります。
「で、ですが…、」なんて口を挟む直属の上司なんて、まずいません。

とにかく、この点が一番大きいです。
まとめ:円満退職を目指すなら、退職の申し出はお早めに
いかがだったでしょうか?
もちろん会社の風土や文化、組織体系によっては難しい場合もあるかとは思いますが、状況的に可能であれば、ぜひとも「三者面談」方式もご検討ください。
地味ですが、効果は意外に大きいです。
繰り返しになりますが、退職の申し出は最初の難関です。
ここでつまづいていると、引継ぎ等の問題で、他の方々にも迷惑がかかる可能性もあります。
円満退職を目指すなら、退職の申し出はなるべく早めに伝えるべきでしょう。

私も今の『自宅警備員』を辞める時は、早めに退職の申し出をするようにします!

まずは就職してください…。
以上、またお会いしましょう。