こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「転職したけど職場の環境に慣れず、仕事もなかなか覚えられなくて、毎日がツラい…」
転職直後であれば、このようにお悩みの方も多いかと思います。
転職先に慣れないという悩みは、やはり時間が解決してくれるものです。
逆に言えば、転職先に慣れるためには、どうしてもある程度の時間が必要となります。
とはいえ、慣れない期間というのはやはりツラいものです。
そこで今回は、転職先に慣れるまでの期間やその間の心の持ちようなどについて、私なりの考えを書いていきたいと思います。
転職先に慣れずに苦しんでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
一応、私自身も転職を4回しており、さらに人事部としての実務経験も8年近くありますので、多少の参考にはなるかと…。
▼転職直後の放置に悩まされている方は、下記の記事をご参照ください。
転職先に慣れるまでの期間は平均3ヶ月
転職先に慣れるまでの期間は、一般的には3ヶ月前後と言われています。
ただ、私自身はあまりこの数字は参考にならないと思っています。
というのも、人によって状況は千差万別だからです。
例えば、
- 仕事内容(未経験なのか経験アリなのか)
- 職場環境(中途社員が多いのか少ないのか、男女比率や年齢層)
- その人のコミュニケーション能力
などなど…。
状況によって慣れるまでの期間は大きく変わってきます。
よって、3ヶ月というのはあくまで目安として捉えた方がいいでしょう。
大事なのは、「自分も3ヶ月以内に慣れなきゃいけないんだ」という、自分自身に対してプレッシャーをかけないことです。
たまに、「転職先には1ヶ月で慣れなきゃダメだね」みたいな変なプレッシャーをかけてくる人がいますが、そんなのは気にする必要はありません。
実際、慣れるまでに1年、もしくはそれ以上かかるという方もいらっしゃいます。
よって、転職先には1日でも早く慣れるに越したことはないですが、焦る必要は全くありません。
私も4回転職してますが、どこも慣れるまでには半年くらいかかっています。
転職先に早く慣れるためには?
さて、そうは言っても「できれば転職先に早く慣れたい」と思うのが人情かと思います。
その場合は、どうすればいいのでしょうか?
転職先に慣れるための方法についてネットで検索してみると、色々な方法が書いてあります。
例えば、
- 積極的に周りに話しかける
- わからないことはすぐに質問する
- ランチはなるべく職場内で過ごして、雑談に参加する
などなど…。
要するに、重要なのは、「コミュニケーション能力」ということですね。
それで、まぁ…、コミュニケーション能力が高い人間は問題ないでしょう(というか、そういう人間はすぐに溶け込んでいると思います)。
問題は、低い人間ですよね…。
私も自慢じゃないですが、コミュニケーション能力の低さには、絶対の自信があります。
どれくらい低いかというと、最近の昼ドラの視聴率くらいの低さです(←適当)。
おまけに重度の人見知りでして、我ながらなかなかのスペックだと自負しております。
特に初対面の人と話すときは手汗がすごくて、それだけでお茶一杯いれられますよ。
いや、そんなお茶いらんすわ!
よって、コミュニケーション能力にあまり自信がない方は、そんなに無理をする必要はないかと思います。
無理して背伸びをするとどこかでボロが出てしまいますし、最悪ノイローゼになってしまう可能性もあります。
コミュニケーション能力にあまり自信がない方は、とりあえず「あいさつ」だけ頑張りましょう。
実際、あまりに気が滅入っていると、あいさつすらまともにできなくなることがあります。
しかし、それでは周囲からの印象も悪くなり、ますます職場に居づらくなってしまうかもしれません。
キツイかもしれませんが、慣れない間はあいさつだけ5割増しの声でしておきましょう。
そうすれば、少なくとも「職場で完全孤立」といった、最悪の事態は回避できますので。
転職先に慣れるまでの心の持ちよう
本章では参考として、私なりに考える「転職先に慣れるまでの心の持ちよう」をご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
- 世の中には自分よりスゴい給料ドロボーが大勢いることを知る
- 「もう慣れた」と自己洗脳する
①世の中には自分よりスゴい給料ドロボーが大勢いることを知る
転職先に慣れない期間というのは周りにも溶け込めず、仕事も大してできません。
そのため、人によっては「周りから給料ドロボーと思われているのではないか?」と、不安になってしまうかもしれません。
しかし、安心してください。
世の中にはもっとスゴい給料ドロボーが大勢います。
国会で居眠りしている議員や、仕事をしない上に職場のお金を横領する人…などなど。
そんな人たちに比べたら、自分の給料ドロボーのレベルなんて足元にも及ばないでしょう。
よって、特に負い目を感じる必要はありません。
②「もう慣れた」と自己洗脳する
私の昔の職場の上司が、こんな名言を残していました。
どう?
この職場にもそろそろ慣れた?
いやぁ、正直まだでして…。
どれくらいで慣れるものなのでしょうか?
いや、「慣れた」と思った時が「慣れた時」なんだよ!
!!!!!!!!!!
いやぁ、なかなか深い言葉だとは思いませんか?
1年経とうが2年経とうが、自分自身が「慣れた」と思わなければ、職場に慣れる日は永遠に訪れないということなんでしょうね。
であれば、ある程度時間が経ったら、「もう慣れた」と自己洗脳するのもアリだと思います。
「まだ慣れない」と思い続けていたら、永遠に慣れないですからね。
職場にいつまでも慣れずに苦しんでいるのであれば、どこかで開き直るというのも1つの手かもしれません。
まとめ:あなたは「転職」という厳しい試練を一度乗り越えている
最後にまとめておきます。
- 転職先に慣れるまでの期間は人それぞれなため、特に意識する必要はない
- 最初のうちはあまり無理せず、とりあえず「あいさつ」だけ頑張ってみる
- 世の中には自分よりスゴい給料ドロボーが大勢いるため、特に負い目を感じる必要はない
- ある程度時間が経ったら、「もう慣れた」と自己洗脳してみる
転職したばかりの頃は新しい環境に馴染めず、覚えることも多いため、どうしても自己嫌悪に陥ってしまいがちです。
しかし、それはあなたが慣れていないだけであって、決してあなたの能力が低いわけではありません。
よって、必要以上に自分自身を追い込まないようにしましょう。
それに、あなたは「転職」と厳しい試練を一度乗り越えているハズです。
誰も褒めてくれないかもしれませんが、これも立派な実績の1つです。
なので、まぁ…、そんなに心配しなくても大丈夫です。
今はそのうち訪れる「慣れる時」を、静かに待ちましょう。
承知しました。
私もひたすら家で寝て、その時を静かに待ちたいと思います。
あなたはまず、就職活動をしてください…。
以上、またお会いしましょう。