こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「本を読むのであれば、どの時間帯がいいの?」
読書好き、あるいは読書を習慣化させたいと考えているのであれば、このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。
本を読むタイミングは別にいつでもいいのですが、せっかく本を読むのであれば、効果的な時間帯に読みたいものです。
果たして本を読むのであれば、どの時間帯が適しているのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
私自身、読書を習慣化できたのはつい最近(2020年頃)ですが、現在は年間50冊ほどの本を読んでいるため、多少の参考にはなるかと…。
本を読むのに適した時間帯は人それぞれ
「本を読むのであれば、どの時間帯が適しているのか?」
この点について、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
「何とも言えん」
です。
え?
ん?
………。
………。
いえ、ふざけてはいません。
というのも、朝・昼・夜、どの時間帯に本を読んでもそれぞれ一定の効果があり、一概にどの時間帯が適しているとは言い切れないからです。
よって、強いて言うのであれば、
「本を読むのに適した時間帯は人によって異なるため、自身で見つける必要がある」
という結論になるかと思います。
次章より、本を読む時間帯別(朝・昼・夜)の効果と注意点について解説していきます。
どの時間帯が自身に適しているか、参考にしてみてください。
本を読む時間帯①:朝
一般的に、朝は本を読むのに最も適した時間帯と言われています。
朝の読書とは、起床直後から出勤前の自宅にいる時間での読書、あるいは通勤時間の電車やバス内での読書を指します。
朝の読書の効果
睡眠中は肉体だけでなく、脳の疲労回復も行われるため、起床直後は脳がすっきりしている状態です。
そのため、朝は集中力が増して情報も整理しやすく、本を読むのに適しています。
また、朝は気持ちが充実して意欲が湧きやすい時間帯でもあるため、読書によって得られる充実感が高くなるという効果にも期待できます。
朝活を始めてみたいという方、あるいは既に始めている方は、朝活の一部に読書を取り入れるのもオススメです。
朝の読書の注意点
朝の読書が向いているのは、基本的に朝型の人です。
低血圧などで朝が弱い人は、眠すぎて読書どころではないかと思います(※私もそうです…)。
無理に本を読もうとしても全く効果は期待できないため、そういった方は他の時間帯を模索した方がいいでしょう。
また、朝に余裕がない人も、朝の時間帯は適していません。
特に、満員電車で通勤している場合には、無理に読書をしようとすると仕事前に疲弊してしまうため、避けた方が賢明です。
本を読む時間帯②:昼
あまり推奨されていないものの、昼の時間帯に本を読むのは個人的にオススメです。
昼の読書とは、昼休み等の時間での読書を指します。
昼の読書の効果
読書には大きなリフレッシュ効果があることが認められており、サセックス大学(イギリス)のデイビット・ルイス博士が行った調査によると、読書のストレス軽減度は『約68%』と、音楽鑑賞(約61%)やコーヒー・紅茶(約54%)、散歩(約42%)を抑えて、最も高い効果が確認されています。
そのため、昼休み等を活用して読書をすれば、午後に向けて大きなリフレッシュ効果が期待できます。
ランチ後は急にやる気が出なくなるという人も多いかと思いますが、読書によって脳をリフレッシュすることで、午後の作業効率の低下を防ぐことにも繋がるでしょう。
可能であれば、本を読む前に仮眠も取り入れるのがオススメです。
個人的には、仮眠+読書が最強のリフレッシュ方法だと思っています。
昼の読書の注意点
昼の読書が向いているのは、基本的に昼休みの時間を自由に使える人です。
昼休みはみんなでランチをするのが習慣みたいになっている職場など、昼休みに一人で過ごすのが困難な場合には、そもそも本を読むことができません。
▼昼休みを一人で過ごしたい方は、下記の記事をご参照ください。
また、昼休みは自由時間とはいえ、その日の仕事が終わったわけではないため、午後の仕事が気になって読書に集中できない人は、他の時間帯を模索した方がいいでしょう。
本を読む時間帯③:夜
夜も読書に適した時間帯と言われています。
夜の読書とは、仕事が終わった後の自由時間での読書を指します。
夜の読書の効果
確かに夜は日中の活動で脳は疲弊しているものの、基本的にその日の仕事は終わっているため、余計なことを考えずに読書ができます。
朝や日中は、「仕事のことで頭がいっぱいで、読書どころじゃない」という人であっても、仕事が終わった後であれば読書に集中できるでしょう。
また、夕方・夜の電車やバスは朝に比べて空いているため、帰りの通勤時間を読書に充てることもできます。
もし帰宅ラッシュに重なる場合には、喫茶店などで1時間ほど読書をして帰宅時間をずらすのもオススメです。
前述の通り、読書には大きなリフレッシュ効果があるため、日中のストレスを浄化して安眠したい場合にも読書は効果的です。
さらに、就寝前の読書は記憶に定着しやすいため、覚えたい内容の本がある場合には就寝前に本を読むのがいいでしょう。
夜の読書の注意点
夜の読書はゆっくりと本が読める反面、習慣化しづらい側面があります。
というのも、日によっては仕事で疲労困憊となってしまい、本を読む元気がない時もあるからです。
もちろん、そんな日はさっさと寝てしまって問題ありませんが、そのような日が続くとなかなか読書を習慣にするのが難しくなります。
また、読書には大きなリフレッシュ効果があるとはいえ、就寝前にホラー小説などの刺激の強い本を読んでしまうと、興奮して眠れなくなる可能性があるため、注意が必要です。
同様に、スマホはブルーライトが多く放射されるLEDディスプレイの画面を導入しているため、就寝前にスマホで読書をすると、眠れなくなる可能性があります。
ブルーライトとは、紫外線と同程度の強いエネルギーを持った青い光のことで、就寝前に刺激の強いブルーライトを浴びると睡眠ホルモンの分泌が妨げられる可能性があり、寝つきが悪くなると言われています。
就寝前に読書をするのであれば、なるべく刺激の少ない本、かつ紙の本を選んだ方がいいでしょう。
まとめ:本を読む時間帯については、そこまでこだわる必要はない
最後にまとめておきます。
◆本を読む時間帯別の効果と注意点
繰り返しになりますが、本を読むのに適した時間帯は人それぞれです。
そのため、自身の体質やライフスタイルに合わせて、最適な時間帯を見つける必要があります。
とはいえ、本を読む時間帯については、そこまでこだわる必要はないというのが個人的な見解です。
まずは無理のない範囲で、本を読む時間を作り出していきましょう。
私の現職(『自宅警備員』)では、24時間体制で自宅の警備にあたる必要があるため、本を読む時間が一切ありません。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?
………。
▼「本を読む時間がない」とお悩みの方は、下記の記事をご参照ください。
以上、またお会いしましょう。