総合職と一般職はどっちがいい?迷ったら総合職がオススメ

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総合職と一般職はどっちがいい?迷ったら総合職がオススメ

こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。

「総合職と一般職では、どっちがいいの?」

転職活動中であれば、このような疑問を持つこともあるかもしれません。

実際、総合職か一般職かで悩む人は多く、難しい選択と言えます。

とはいえ、入社後に「やっぱり総合職(一般職)にしておけばよかった…」といった後悔をするのは避けたいところです。

果たして総合職と一般職では、どちらがいいのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。

ユメガシラ
ユメガシラ

一応、私も転職歴は4回あり、さらに8年近く人事部として採用する側の実情も見てきましたので、多少の参考にはなるかと…。

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総合職と一般職の違い

総合職と一般職の違い

そもそも総合職と一般職は、どのような違いがあるのでしょうか?

そこでまずは、総合職と一般職の違いについて見ていきましょう。

具体的には、以下の通りです。

総合職一般職
業務内容さまざまな業務を経験する業務の範囲が限定されている
給与優遇される総合職よりも低い
異動や転勤の可能性高い低い
キャリア昇進の上限はない昇進の上限がある

業務内容

総合職は基本的に将来の幹部候補として採用されているため、企業や業務の全体像を理解するために、さまざまな業務を経験するのが一般的です。

一方の一般職は業務の範囲が限定されており、定型業務が中心となります。

総合職と一般職で明確に業務が分かれているケースは少ないものの、総合職の方が全般的に裁量権や責任が大きい傾向にあります。

給与

給与に関しては、総合職の方が一般職よりも高い傾向にあります。

理由としては、総合職は一般職よりも責任ある業務を任されることが多く、能力や成果に応じて大幅な昇給も見込めることが挙げられます。

最初は両者の差はそれほど大きくなくても、年月が経つごとに徐々に差が開いていくのが一般的です。

ユメガシラ
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ただし、この辺りは企業によりけりなので、総合職と一般職の間で必ずしも大きな給与差が生まれるとは限りません。

異動や転勤の可能性

総合職はさまざまな業務を経験することが求められることから、異動や転勤の可能性が高くなっています。

一方の一般職は業務の範囲が限定されていることから、勤務地が限定されているケースが多く、異動や転勤の可能性は低くなっています。

仮に転勤があったとしても、一般職であれば、引っ越しが必要となるほどの遠方への転勤を命じられることは基本的にありません。

キャリア

総合職は将来の幹部候補として採用されていることもあり、昇進の上限などもなく、最終的に役員を目指すことも可能です。

一方の一般職は基本的に幹部候補としては採用されていないため、昇進に上限が設けられているのが一般的です。

ユメガシラ
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ただし、一般職でも優秀な人材であれば総合職への転換を勧められ、そこからさらに上の役職を目指せる可能性もあります。

迷ったら総合職がオススメ

迷ったら総合職がオススメ

総合職と一般職にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらがいいとは一概には言い切れません。

ただ、もし迷っている場合には、個人的には総合職をオススメします。

理由としては、以下の2つが挙げられます。

  1. 一般職から総合職への転換は割と難しいから
  2. 総合職と一般職ではそこまで業務の範囲や責任は変わらないから

①一般職から総合職への転換は割と難しいから

1つ目の理由は、一般職から総合職への転換は割と難しいからです。

一般職から総合職へ転換するための条件は企業によって異なりますが、多くの企業では上司の推薦や試験の合格などが必要で、難易度が高い傾向にあります。

そのため、最初に一般職として入社してしまうと「やっぱり総合職になりたい」と思っても、簡単には転換できないケースが多いのです。

逆に、総合職から一般職への転換は、上司や人事部の了承を得る必要はありますが、割と認められやすい傾向にあります(※もちろん、そのぶん給与は下がりますが)。

であれば、最初に総合職として入社しておいた方が、その後のキャリアの選択肢の自由度が大きくなると言えます。

②総合職と一般職ではそこまで業務の範囲や責任は変わらないから

2つ目の理由は、総合職と一般職ではそこまで業務の範囲や責任は変わらないからです。

一般職は業務の範囲が限定されており、総合職ほど裁量権や責任は大きくないと言われていますが、実際は総合職と大して変わらないというケースは少なくありません。

もちろんこの辺りは企業によって異なるでしょうが、少なくとも私が見てきた職場では、一般職であっても重い責任を負わされるのが当然という感じでした…。

やはり一般職も正社員である以上、「自分は一般職なので…」といった理由は通用しない傾向があります。

正直、一般職であることのメリットは「転勤がないこと」くらいです。

業務の範囲や責任がほとんど変わらないのであれば、給与やキャリアが優遇される総合職を選択した方がいいと言えるでしょう。

エリア総合職を検討するのも1つの手

エリア総合職を検討するのも1つの手

なお、企業によっては「エリア総合職」という職種を設けているケースもあります。

エリア総合職(※)とは勤務エリアが限定されている総合職のことで、業務内容は総合職と変わらないものの、原則として転居をともなうような転勤がない点が大きな特徴です。

※企業によっては、「地域総合職」や「地域限定総合職」と呼ばれることもあります。

勤務エリアが限定されているぶん、一般の総合職よりも給与は若干低く設定されていますが、転居がどうしても嫌な人にとっては非常に魅力的と言えます。

もし転勤による転居が嫌で総合職を敬遠していたのであれば、エリア総合職を設けている企業を狙ってみてもいいかもしれません。

ユメガシラ
ユメガシラ

ただし、勤務エリアの範囲は企業によって異なるため、エリア総合職であれば絶対に転居がないとは言い切れません。

まとめ:最終的には自分自身で決めるしかない

最後にまとめておきます。

  • 総合職と一般職にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらがいいとは一概には言い切れない
  • 迷った場合には、総合職の方がオススメである
  • 転居をともなうような転勤が嫌な場合は、エリア総合職を検討するのも1つの手である

総合職か一般職かで迷った場合には、個人的には総合職をオススメします。

とはいえ、人によって状況や価値観は異なるため、最終的には自身の意志が決め手となります。

ぜひ慎重に検討して、後悔のない選択をするようにしましょう。

モブタロウ
モブタロウ

私の現職の『自宅警備員』は勤務先が自宅で固定なので、総合職であっても転居を心配する必要はなさそうですね。

ユメガシラ
ユメガシラ

………。

▼準社員と正社員の違いについては、下記の記事をご参照ください。


以上、またお会いしましょう。

この記事を書いた人
夢頭(ユメガシラ)

◎2021年の夏にノープランで脱サラしました。
◎転職歴は4回あり、中小企業から上場企業、会計事務所や社労士法人など、さまざまな職場を渡り歩いてきました。
◎社労士・日商簿記(1・2級)・FP(2・3級)・第一種衛生管理者の資格を有しており、人事の経験も8年ほどあります。
◎読書好きで、年間50冊ほどの本を読んでいます。

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