こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「勤務開始まであと8時間…、8時間後には地獄が待っていると思うと一睡もできない…」
「仕事があまりにイヤすぎて、出勤の途中で気分が悪くなってしまった…」
仕事に行くのが憂鬱すぎて、このような経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
ちなみに私も、過去に何度か経験しています。
私の場合は、朝のメール(主に担当先からのクレームメール)を見るのが憂鬱すぎて、たまに出勤途中で吐きそうになっていました…。
仕事をしていれば、毎日が平和というわけにはいきません。
時には予想外のトラブルに巻き込まれたり、大きなプレッシャーのかかる仕事を任されたり、はたまた処理しきれないくらいの量の業務が降ってきたり…。
これらが短期的なものであれば、気合と根性で何とか乗り越えられるかもしれません(←本当か?)。
しかしながら、これらが長期的に続いてしまうと、だんだんと仕事に行くのがイヤになってきて、いよいよ「本気で仕事に行きたくない」状態に陥ってしまいます。
「今までは何とか出勤できていたけど、いよいよ限界かも…」
「出勤前の吐き気が止まらなくなってしまい、限界はもうすぐそこのような気がする…」
…などなど。
果たしてここまで追い詰められてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、私なりの「本気で仕事に行きたくない時の最終手段」をご紹介したいと思います。
一応、私自身もこの最終手段を使って、過去に何度か修羅場を突破してきているため、多少の参考にはなるかと思います。
くれぐれも「自殺」や「全てを放棄して逃げ出す」などの早まった気だけは、起こさないようにしましょう…。
本気で仕事に行きたくない時の最終手段
さっそく、私なりの「本気で仕事に行きたくない時の最終手段」をご紹介しましょう。
それは…、
「とりあえず今日1日だけ出勤してみて、それでダメだったら辞める」
です。
これは読んで字のごとくではありますが、一応ご説明しますと…、
「とりあえず今日1日だけ頑張って出勤して仕事をしてみて、それでも状況が好転しないのであれば、退職を決意すればいい」
ということです。
あくまで個人的な見解ですが、最終手段はこれがベストだと思います。
そうやって明日も同じことを言って、無理に仕事を続けさせようという魂胆ですか?
そんなのは承知しませんよ?
いえ、そうではありません…。
どういうことか、これから順を追ってご説明します。
たった1日でも状況が好転することがある
とりあえず今日1日だけ頑張って出勤するとは言っても、「今までどうにもならなかったものが、今日だけで状況が好転するわけないだろ」というご意見もあるかと思います。
それについては、まぁ…、ごもっともかと思います。
いやむしろ、そう考えるのが普通でしょう。
しかしながら私の経験上、これが意外と何とかなることも多いのです。
実は、これには多少の根拠みたいなものがありまして…。
今までは精神的に追い詰められていて、実は自分でも気付かないうちに消極的な姿勢を取っていた可能性があります。
しかし、「とりあえず今日1日だけ出勤してみて、それでダメだったら辞める」という気概で出勤すると意外と腹が括れるというか、今まで出来ていなかった積極的な行動を取れるようになるのです。
何しろ、「今日でダメならもう辞める」という覚悟ができているわけですから。
結果的に、その積極策が意外と状況を好転させることも多いのです。
以上が、カラクリみたいなものです。
それに自分の妄想だけで、勝手に最悪の事態を想定しているだけの可能性もありますので。
私の経験談
具体例もあった方がいいでしょうから、せんえつながら私の経験談をご紹介させていただきます。
ある職場(人事部所属)でのことです。
そこでは社内的に大幅なシステムの入れ替えを予定しておりまして、その主担当が私になってしまいました(←断れなかった…)。
年明けの1月から始動ということで、社内的にも大々的に告知しており、待ったナシの状況。
私が担当になったのは確か10月下旬頃だったため、大急ぎで進めなければ間に合わない状況です。
しかしながら、年末の人事部は通常業務に加えて年末調整などでも大忙しです。
私はそれらをこなしながら、同時進行でプロジェクトも進めなければならないのですが、年末調整業務などで手いっぱいで、休日出勤をしてもプロジェクトは全く手つかずの状況でした。
プレッシャーと日々の忙殺ぶりに、私もどんどん精神的に追い詰められていきました。
そしてついに完全に間に合わないと悟った時に、私はいよいよ出勤ができなくなってしまいました…。
そこで、最終手段の発動です。
「とりあえず今日1日だけ出勤してみて、それでダメだったら辞める」の精神で、いざ出勤しました。
すると、興奮状態になっていた(?)私は、いい感じで開き直ることができました。
そしてついに、その日の夕方に現状を上司にありのまま報告しました。
無理です。
間に合いません。
激怒されるのを覚悟しましたが、その後に返ってきた言葉に私は耳を疑いました。
ふーん、まぁ…、やっぱり無理があったか。
えっ⁉
わかった。
プロジェクトの開始時期は延期しよう。
役員には私から説明しておく。
以上、あっさり解決でした…。
どうやら当時の上司も、時間的に無理があったことはご理解されていたようです。
その後、無事にプロジェクトの延期が認められました。
まぁ…、今思えば、サッサと上司に相談していれば解決できていた話だったとは思います。
とはいえ、当時は過度なプレッシャーで、私も正常な判断力を失っていたのでしょう(←ということにしておいてください…)。
なお、その夜は久々にグッスリ眠れたことは言うまでもありません。
大した具体例ではなかったかもしれませんが、「最後の1日」という覚悟から生まれた積極策が状況を好転させた例の1つでした。
まとめ:ダメだったら、いよいよ辞めればいい
最後にまとめておきます。
- 本気で仕事に行きたくない時は、「とりあえず今日1日だけ出勤してみて、それでダメだったら辞める」と腹を括ってみる
- 覚悟を決めて積極的な行動を取った結果、状況が好転することもある
もちろん、腹を括って今日1日だけ出勤したとしても、必ずしも状況が好転するとは限りません。
しかしながら、その時はいよいよ辞めればいいのです。
人間は追いつめられるとどうしても消極的になったり、視野が狭くなったりしてしまうものです。
そのため、そのことが原因で現状が長期化している可能性もあるかもしれません。
「あと1日だけ」という精神を持てば、意外と新たな解決の糸口が見つかることもあります。
つまり、いよいよ「本気で仕事に行きたくない」状態になったとしても、まだやれることが残っているかもしれないのです。
ツラいかもしれませんが、とりあえず最後に今日1日だけ出勤してみましょう。
繰り返しになりますが、それでダメならいよいよ辞めればいいのですから。
以上、またお会いしましょう。