こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「職場が遠くて、通勤のストレスが半端じゃない…」
自宅から職場までが遠く、このようにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
昨今はリモートワークや時差出勤の普及によって、交通機関の混雑も多少は緩和されてきているものの、通勤ラッシュはまだまだ健在です。
毎日行きと帰りの通勤ラッシュに巻き込まれて、ウンザリしている方も多いかと思います。
とはいえ、リモートワークができない環境であれば、通勤は必須です。
果たして職場が遠いことがストレスになっている場合は、どうすればいいのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私自身も転職を4回しており、職場が近い場合と遠い場合の両方を経験していますので、多少の参考にはなるかと…。
職場が遠いことがストレスであれば、何かしらの手を打つべし
さて、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
「職場が遠いことがストレスであれば、何かしらの手を打つべし」
です。
当然ながら、出社するためには通勤は避けて通れません。
ただそれゆえに、仕事を始める前から通勤のストレスに悩まされている状態が続けば、いずれ仕事に対するモチベーションが下がってしまう可能性があります。
かくいう私も、過去に職場まで1時間半かけて通勤していたことがありました。
ですが、ある日の帰りの電車の中で、ふと「また明朝には出勤するのに、何で1時間半もかけて帰宅する必要があるのだろう?」といった疑問を感じてしまい、仕事に対するモチベーションが大きく下がってしまった記憶があります。
上記はあくまで私の例ではありますが、職場が遠いことのストレスを放っておくと、仕事へ悪影響が出る可能性も0ではないため、何かしらの手を打つことをオススメします。
職場が近いことのメリット
本題に入る前に、職場が近いことのメリットを見ていきましょう。
具体的には、以下の3つが挙げられます。
- 通勤のストレスが激減する
- 拘束時間が減る
- 朝や夜に余裕が生まれる
①通勤のストレスが激減する
やはり職場が近いことの最大のメリットは、これでしょう。
職場が近ければ、通勤のストレスが激減します。
基本的に満員電車なんて、苦痛以外の何ものでもありません。
中には「いずれ慣れる」という意見もありますが、個人的にはあんなものに慣れることは不可能ですし、慣れる必要もないかと思います。
それに朝の通勤ラッシュ時は、トラブルで電車が遅れるなんてことはしょっちゅうです。
電車が完全に止まるくらいの遅延であれば堂々と遅刻もできます(?)が、微妙な遅延であればなかなかそうもいかないでしょう。
ちょっとの遅延でいちいち職場に連絡をするのも億劫ですし、プチ遅刻とはいえ遅刻を繰り返していては、周りからの印象も悪くなります。
また、朝の通勤ラッシュ時は交通機関のトラブルだけでなく、自分自身に思わぬトラブルが発生することもよくあります。
急に気持ちが悪くなったり、お腹が痛くなってきたり…。
通勤時間が長ければ、こういったトラブルに遭遇する確率も高くなります。
特に満員電車の中でお腹が痛くなった時の修羅場感は、尋常ではありません…。
このように、通勤ラッシュはストレスの温床です。
ですが、職場が近ければ通勤時間が短縮されるため、結果的に通勤のストレスも激減します。
②拘束時間が減る
通勤時間は労働時間ではありませんが、間違いなく拘束時間です。
しかし職場が近ければ、通勤という拘束時間が減るため、必然的に自分の時間を増やせます。
もちろん、拘束時間とは言っても労働時間ではないため、通勤時間中に仮眠を取ったり読書・勉強をしたりすることも可能です。
ですが、それはあくまでゆったりと座れた時に限った話でしょう。
満員電車の中で仮眠を取ったり読書・勉強をしたりすることは、多くの方にとっては困難でしょう。
「何かをしたくても、満員電車の中では何もする気力が湧かない」という方が大多数かと思います。
このように、多くの方にとっては通勤時間は純粋な拘束時間となってしまい、それだけ時間をムダにしていると言っても過言ではありません。
その点、職場が近ければ通勤時間を短縮できるため、そのぶん自分の時間が増えることになります。
満員電車の中と自宅やカフェでする勉強、どちらが集中できるかは一目瞭然でしょう。
あなたの場合は、自宅やカフェでも大して集中できていないと思いますが?
③朝や夜に余裕が生まれる
また、職場が近ければ、朝や夜に余裕が生まれます。
朝に余裕が生まれるのは当然として、職場が近いと帰宅時の夜にも余裕が生まれてきます。
例えば、時には残業や飲み会などで、終電ギリギリの帰宅になってしまうこともあるでしょうが、自宅が遠い人が終電を逃してしまうと一大事です。
たとえ終電に間に合ったとしても、家が遠いと自宅に着くのは日付の変わった1時過ぎになってしまうケースも多く、これでは睡眠時間を確保するのも一苦労でしょう。
その点、自宅が近ければ、仮に終電を逃してしまってもタクシーで帰れますし、最悪は徒歩で帰ることもできます。
地味ですが、このメリットは意外とバカにできません。
職場が近い人は、遠い人が何時間もかけて自宅に着く頃には、シャワーを浴びて布団に入っていることも可能でしょう。
職場が近いことのデメリット
一方、職場が近いことにはデメリットも存在するため、その点についても簡単にご紹介します。
◆職場が近いことのデメリット
- 緊急時に呼び出されやすい
- プライベートで職場の人間と遭遇する確率が高まる
やはり職場が近いことの最大のデメリットは、緊急時に呼び出されやすいことでしょう。
職場側としても、自宅が近い人間の方が声を掛けやすいでしょうから、これはある意味仕方のないことかもしれません。
ただ、よほどの緊急事態でなければ、職場からの呼び出しについては断ることも可能です。
仮に呼び出しに従うのであれば、その場合は時間外手当や振替休日をしっかりと申請しましょう。
そもそもですが、従業員の都合などお構いなしに頻繁に呼び出しをしてくる職場は、注意が必要かもしれません…。
また、職場が近いと、プライベートで職場の人間と遭遇する確率が高まるというデメリットも存在します。
ただ、徒歩で通勤できるくらいの近さでなければ、それほど遭遇する確率は高くないでしょう。
1~2駅ほど離れていれば、遭遇率はかなり低くなるかと思います。
このように職場が近いことにはデメリットもあるものの、基本的にはメリットの方が大きいと言えます。
職場が遠い場合の対処法
それでは本題に戻って、職場が遠いことがストレスになっている場合には、どのように対処していけばいいのでしょうか?
具体的には、以下の4つが挙げられます。
- 引っ越しをする
- 平日限定で単身赴任をする
- 勤務地変更を相談する
- 転職をする
①引っ越しをする
いちばん手っ取り早い対処法は、やはり引っ越しをすることでしょう。
職場が遠いのであれば、自宅を職場に寄せるのが最も単純かつ効果的な方法です。
家族がいたり持ち家に住んでいたりする方は、引っ越しはあまり現実的ではないでしょうが、独身や実家暮らしの方であれば、これを機に引っ越しを検討してみてもいいかもしれません。
確かに引っ越しには費用や手間がかかりますが、いざ引っ越しをしてみると心機一転できます。
住む町が変わるだけで、仕事に対してもまた新たな気持ちで取り組めることもあります。
状況的に可能なのであれば、引っ越しをするのが最もオススメの対処法です。
職場によっては、実家を出て一人暮らしを始めると「住宅手当」が支給される場合もあるため、確認してみましょう。
②平日限定で単身赴任をする
家族がいて引っ越しが難しい場合には、平日限定で単身赴任をするという方法もあります。
具体的には、職場近くで安いアパートを借りたり安いホテルに連泊したりして、平日はそこから通勤をし、土日のみ自宅に戻る方法です。
この方法であれば、引っ越しをせずとも実質的に職場を近くすることが可能です。
半ば単身赴任の状態にはなってしまいますが、あくまで平日限定です。
週末はしっかりと家族サービスを行っておけば、家庭がぎくしゃくする可能性は低い(ハズ…)です。
もちろん、アパートの家賃やホテル代の費用がかかるというデメリットもありますが、それを補うほどのメリットもあるかと思います。
資金的に可能なのであれば、一度検討してみる価値はあるでしょう。
私の人事部在籍時の経験上、この方法をとっている社員はチラホラと存在しました。
③勤務地変更を相談する
もし自宅の近くに支社や営業所等があれば、勤務地変更を相談してみるのも1つの手です。
勤務地変更が認められれば、自身が移動せずに職場を近くすることができます。
ただ、この方法はそもそも自宅の近くに支社や営業所等がなければ使えません。
仮にあったとしても、組織体系や業務配分の問題もあり、異動願いは簡単に認められないのが実情です。
また、異動先の仕事や人間関係に馴染めないリスクもあります。
そのため、自宅の近くに支社や営業所等があったとしても、実際に勤務地変更を申し出るかどうかは、慎重に検討した方がいいでしょう。
④転職をする
最終手段ではありますが、転職をするという方法もあります。
自身が動くことができず、勤務地変更も不可能なのであれば、転職を検討するのも1つの選択肢です。
もちろん転職にはリスクが付きものであるため、実際には慎重に検討する必要があります。
しかし、職場が遠いことを1つのきっかけとして、今後のキャリアプランを見直してみるのも個人的にはアリだと思います。
その他の要素(仕事内容や人間関係、年収など)も含めて熟考した結果、最終的に転職という結論に至ったのであれば、転職活動を始めてみましょう。
今後はリモートワークを積極的に推奨する職場も増えてくるでしょうから、そのような職場に転職できれば、自宅から職場までの距離を気にする必要もなくなります。
まとめ:職場が遠いことのストレスを軽視してはいけない
最後にまとめておきます。
◆職場が遠い場合の対処法
- 引っ越しをする
- 平日限定で単身赴任をする
- 勤務地変更を相談する
- 転職をする
基本的に通勤は、毎日必要なものです。
それだけに、職場が遠いことのストレスを軽視してはいけません。
「チリも積もれば山となる」ではありませんが、毎日必要なものだからこそ、そのストレスを軽視するのは危険です。
前述の通り、職場が遠いことのストレスを放っておくと、仕事へ悪影響が出る可能性も0ではありませんので…。
職場が遠いことにストレスを感じているのであれば、対処法について一度検討してみることをオススメします。
私の場合は、現職(『自宅警備員』)が完全在宅であるため、通勤のストレスについて悩む必要はなさそうですね。
………。
以上、またお会いしましょう。