ハローワークの求人は本当にブラックばかりなの?

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ハローワークの求人は、本当にブラックばかりなの?

こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。

「ハローワークの求人って、やっぱりブラックばかりなの?」

転職活動をする際にハローワークの利用も検討しているのであれば、このような疑問を持つ方も多いかと思います。

確かにネット情報などを見ていると、「ハローワークの求人にはブラックしかないので、利用しない方がいい」という意見が数多く存在します。

とはいえ、もしそれが真実なら、ハローワークの求人情報サービスには存在意義が無いようにも思えます(言い方は悪いですが…)。

果たしてハローワークの求人は、本当にブラックばかりなのでしょうか?
ホワイト企業やお宝求人は、一切ないのでしょうか?

今回はこの点について、書いていきたいと思います。

ユメガシラ
ユメガシラ

一応、私自身も転職を4回しており、ハローワーク経由で応募した企業に実際に入社した経験もありますので、多少の参考にはなるかと…。

▼急募の求人の危険性については、下記の記事をご参照ください。



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結論は「ハローワークの求人は確かにブラックが多い」

ハローワークの求人は確かにブラックが多い

さて、さっそく私なりの結論を申し上げますと、

「ハローワークの求人は確かにブラックが多い」

です。

しかし、「ハローワークの求人の中には、ホワイト企業やお宝求人はないのか?」と聞かれたら、それは「No」だと思います。

よって、正確に言うのであれば、

「ハローワークの求人は確かにブラックが多いが、ホワイトも紛れ込んでいる」

になるかと思います。

少なくとも「ハローワークの求人にはブラックしかない」というのは、完全に偏見と言えるでしょう。

ユメガシラ
ユメガシラ

実際に私もハローワーク経由で応募してみて、入社したいと思える企業はいくつかありました。

最終的に内定をゲットすることはできませんでしたが…。

ハローワークの求人にブラックが多い理由

ハローワークの求人にブラックが多い理由

ではなぜ、ハローワークの求人にはブラックが多いのでしょうか?

理由としては、以下の2つが挙げられます。

  1. 単純に求人の数が多いから
  2. 求人掲載が無料だから

①単純に求人の数が多いから

ハローワークでの求人件数は、120万件以上あります(令和4年3月現在)。

出典:厚生労働省ハローワークインターネットサービス『事業所名等を公開している求人件数』

それに対して、大手の転職サイトの平均求人件数は、10万件ほどです(令和4年3月現在)。
※最大手の『リクルートエージェント』でも30万件ほどです。

これだけ見ても、ハローワークの求人件数がいかに多いかがわかります。
単純に数が多いぶん、ブラックとの遭遇率も高くなってしまうのです。

ブラック企業とそうでない企業の比率は不明ですが、求人件数が多ければそれだけブラックの数が多くなるのは当然と言えるのではないでしょうか?

②求人掲載が無料だから

求人掲載が完全無料なのは、今のところハローワークだけです。

民間の求人サイトに求人掲載をしようとすると、当然ながら料金が発生します。
大手の転職会社であれば、安いプランでも20万円前後、平均的なプランでは100万円前後が必要です。

中には掲載料が無料という転職会社も存在しますが、あくまで「成功報酬形式」をとっており、実際に雇用契約が成立した場合には料金が発生してしまいます。

このように、完全無料なのはハローワークだけなのです。

基本的に、有名企業や大企業は優秀な人材を欲しているため、費用を払って民間の求人サイト経由で求人を出します。

一方、ブラック企業は「従業員は使い捨て」という考えを持っているところが多いため、求人にお金をかけたがらない傾向が強いと言えます。

もちろん求人はお金をかければいいというわけではありませんが、やはりお金をかけずに人を集めようとする企業はブラックが多いのは確かです。

ハローワークの求人掲載は完全無料であるがゆえに、ブラックが多く集まってしまうのも事実なのです。

ハローワークの中からお宝求人を見つけ出すには?

お宝求人を見つけ出すには?

前述の通り、ハローワークの求人は確かにブラックが多いものの、中にはホワイトも紛れ込んでいることは事実です。

では、そのようなお宝求人を見つけ出すには、どうすればいいのでしょうか?

確かに、有名企業や大企業はハローワーク経由ではほとんど求人は出しませんが、何もそういう企業だけがホワイトというわけではありません。

無名企業や中小企業であっても、自分に合っていたり働きやすい環境であったりすることは往々にしてあります。

ハローワークを利用するのであれば、そういう職場を探し出しましょう。

とはいえ、求人票だけでホワイトかどうかを見極めることは困難です。

よって、気になる求人があったら、ご自身で企業のホームページや口コミサイト等で情報収集をしてみて、良さげだと思ったら積極的に応募してみましょう。

運よく書類選考を通過できたのなら、面接で職場の雰囲気などを確かめることができます。

万が一、当初のイメージと違っていた場合や危険なにおいを察知した場合には、途中で辞退すればいいだけの話です。

ユメガシラ
ユメガシラ

求人票だけでホワイトかどうか判別できないのであれば、こちらから動くしかありません。
気になる企業があれば、どんどんリサーチや応募をしていきましょう。

▼内定辞退が気まずいという方は、下記の記事をご参照ください。

まとめ:いい企業に巡り合うためには、積極的に動く必要がある

最後にまとめておきます。

  • ハローワークの求人にはブラックが多いのは確かだが、中にはホワイトも紛れ込んでいる
  • ハローワークの求人にブラックが多い理由は、単純に求人数が多いのと求人掲載が無料という2点である
  • ハローワークのお宝求人を見つけるためには、積極的に情報収集や応募をする必要がある

ブラック企業・ホワイト企業の定義は、人それぞれです。

「給与が少ない」「残業時間が多い」「休日が少ない」からと言って、ただちにブラックというわけでもないかと思います。

よって、前述の通り「ハローワークの求人にはブラックしかない」というのは、完全に偏見です。
先入観にとらわれず、気になる求人にはどんどん応募してみましょう。

やはりいい企業に巡り合うためには、積極的に動く必要があります。

自分に合った職場を見つけられるよう、粘り強く転職活動を続けていきましょう。

モブタロウ
モブタロウ

私にとって「昼寝禁止」の職場は全てブラック企業であるため、なかなかいい求人が見つかりません。

この場合は、どうすればいいのでしょうか?

ユメガシラ
ユメガシラ

………。

▼より多くの求人情報を見たいのであれば、転職サイトの利用も検討してみましょう。


以上、またお会いしましょう。

この記事を書いた人
夢頭(ユメガシラ)

◎2021年の夏にノープランで脱サラしました。
◎転職歴は4回あり、中小企業から上場企業、会計事務所や社労士法人など、さまざまな職場を渡り歩いてきました。
◎社労士・日商簿記(1・2級)・FP(2・3級)・第一種衛生管理者の資格を有しており、人事の経験も8年ほどあります。
◎読書好きで、年間50冊ほどの本を読んでいます。

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