こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
今回は脱サラ前に準備すること(独立前のサラリーマン時代の間に準備すべきこと)について、書いていきたいと思います。
いきなりですが、先に結論を言ってしまいます。
脱サラ前に準備することは、たった2つだけです。
これだけでOKです。
たった2つだけですか?
本当にそれだけで大丈夫なんですか?
ええ、大丈夫です。
実際、私もここで紹介している2つしか準備していませんでした。
ほとんどのことは脱サラ後でOK
とはいえ、ネットで「フリーランス 準備」などで検索すると、たくさんの「やることリスト」が出てきます。
そこには開業届や請求書等の作成、名刺の作成…などなど、いくつもの項目がリストアップされていて、正直そのボリューム感に萎えてしまう方も多いかもしれません。
しかし、断言します!
ここで紹介している2つ以外は、脱サラ後にやればOKです。
いやむしろ、脱サラ後に行った方がいいとさえ、個人的には思います。
なぜなら、「脱サラ直後は時間を持て余すから」です。
確かにネットで出てくる「やることリスト」は、長期的には必要なことばかりです。
しかしながら、脱サラ前に全て終わらせる必要性は全くありません(※何かの事情で、脱サラ後すぐに事業を開始しなければならないという場合は別ですが…)。
なので、脱サラ後に1つずつ片づけていけば問題ありません。
実は脱サラ直後は、「やることがない」、「何をしたらいいのか、わからない」という状態になる人が多いのです。
なので、むしろやるべきことがあるというのは、とてもありがたいことなのです。
それに在職中は、引継ぎやら何やらで色々と忙しいハズです。
そんな時に何もかも終わらせようとすると、雑になったり思わぬ凡ミスをしたりする可能性もあります。
それよりも、脱サラ直後の時間を持て余している時に、1つずつじっくりと取り組んだ方がいいと思います。
しかし、ほとんどのことが脱サラ後でOKと言っても、脱サラ後から動き出したのでは遅いことが2つだけあります。
それが今回のテーマです。
それでは、順番に見ていきましょう。
脱サラ前に準備すること①:城(住居)の確保
まず、1つ目は「城(住居)の確保」です。
脱サラ直後のフリーランスの社会的信用は、ほぼ0です。
悲しい現実ですが、サラリーマン時代にどれだけ社会的信用があったとしても、脱サラした瞬間にほぼ0になります。
なので、脱サラ直後に家を借りたり買ったりするのは、とても難しくなります。
城(住居)の確保&引っ越しが必要になる場合は、脱サラ前に必ず済ませておく必要があります。
実家暮らしや既に持ち家がある場合は、そのまま住み続けられるので、特に心配はありません。
たまに、脱サラすると安定した収入がなくなるので、
「住宅ローンの一括返済を求められるのではないか?」
「今住んでいる賃貸物件から追い出されるのではないか?」
という心配があるかもしれませんが、ローンの返済や家賃の支払いを滞納しなければ、何も問題ありません。
一方、社宅に住んでいたり今の物件に不満があったりする場合は、引っ越しの準備が必要です。
その場合は、街の不動産屋さんを通して、物件を探して契約を進めていくことになるかと思います。
その際、今の会社を退職することを伝える必要は一切ありません。
サラリーマンであれば、基本的に前年の源泉徴収票を提出しておけば、審査はほとんど通ります。
特に余計なことを伝える必要はありません。
ここはサラリーマンの特権(?)を、存分に利用させてもらいましょう。
脱サラ前に準備すること②クレジットカードの作成
2つ目は「クレジットカードの作成」です。
これも理屈は同じです。
脱サラ直後のフリーランスの社会的信用は、ほぼ0になります。
なので、社会的信用があるうちに作成しておこうということです。
既に持っているという方でも、もう1枚別に作成しておくことをオススメします。
なぜなら、業務用のクレジットカードとプライベート用のクレジットカードを分けておくと、帳簿の管理が楽になるからです。
無理にクレジットカードを使い分ける必要はありませんが、脱サラ後にやっぱり分けたいと思っても、「審査に落ちてしまった!」なんてことが十分ありえます。
なので、社会的信用があるうちに作成しておこうという算段です。
カード会社は正直どこでもよいと思いますが、作ってそのまま使わない可能性もあるので、年会費0円の会社がいいかと思います。
ただし、いっぺんに作成しすぎると審査に落ちる場合があるので、注意してください。
私も経験済みです…。
まとめ:脱サラ前の準備は長期的な視点が必要
最後にまとめておきます。
◆脱サラ前に準備すること
- 城(住居)の確保
- クレジットカードの作成
要は、「社会的信用があるサラリーマン時代のうちにしかできないことだけ、済ませておきましょう」ということです。
それ以外は、脱サラ後で何とでもなります。
とにかく最重要なのは、『城(住居)の確保』です。
フリーランスになると、仕事場が自宅になる方も多いかと思います。
そんな状況において、
「今住んでいる家がこれからの仕事場になっても、環境的に問題ないか?」
「金をケチって激安物件に引っ越しても、本当に大丈夫か?」
など、きちんと考える必要があります。
いざフリーランスになってしまうと、収入が安定するまで引っ越しも難しくなります。
脱サラ前はあまりお金を使いたくないという心理が働くかもしれませんが、ここは長期的な視点に立って、慎重にご判断ください。
承知しました。
私も近いうちに『自宅警備員』として独立するつもりなので、住居探しは慎重に進めます!
………。
▼脱サラのための貯金額については、下記の記事をご参照ください。
以上、またお会いしましょう。