年末年始から転職活動を始めることの3つのメリット

こんにちは、夢頭（ユメガシラ）です。

「転職活動は年末年始から始めた方がいいの？」
「年末年始から転職活動を始めることで、何かメリットはあるの？」

転職を検討しているのであれば、このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。

基本的に転職市場は、4月の各企業の大量採用に合わせて、2～3月頃にピークを迎えます。

逆に12～1月頃は年末年始休みもある関係上、転職市場は停滞期に入るのが例年の傾向です。

そのような状況において、わざわざ年末年始から転職活動を始めることには、あまり意味がないようにも見えます。

果たして年末年始から転職活動を始めることに、メリットはあるのでしょうか？
今回はこの点について、書いていきたいと思います。

年末年始から転職活動を始めるメリットは大いにアリ

「年末年始から転職活動を始めることに、メリットはあるのか？」

この点について、さっそく私なりの見解を申し上げますと、

「大いにアリ」

です。

確かに、12～1月の時期は転職市場も停滞期に入るため、ピーク時に比べれば新着求人の数も少なくなります。

とはいえ、年末年始から転職活動を始めることには、それなりのメリットがあるのです。

どういうことか、これから順を追ってご説明します。

年末年始から転職活動を始めるメリット

では、年末年始から転職活動を始めることによって、実際にはどのようなメリットがあるのでしょうか？

具体的には、以下の3つが挙げられます。

①思わぬお宝求人が見つかる

年末年始から転職活動を始めることのメリットとして最初に挙げられるのは、思わぬお宝求人が見つかる点です。

12月は冬のボーナスをもらってから辞めようと考える人も多いため、各企業で退職者が出やすい時期です。

年末に退職者が出た場合は、翌年の4月で補充しようとする企業がある一方、実際にはそこまで待てない企業もあります。

また、4月は新卒採用などで採用担当者も超多忙であるため、4月前に欠員補充を済ませておきたいと考える企業も存在するハズです。

そのため、4月の大量採用前に、年末退職者のための「欠員補充求人」を出す企業も珍しくありません。

もちろん、どんな企業がどれくらい求人を出すかは予測できませんが、欠員補充求人の中には思わぬお宝求人が隠れている可能性も十分にあるでしょう。

年末年始から転職活動を始めておけば、そのような求人にも迅速に対応することができ、その点が大きなメリットと言えます。

②スタートダッシュを切れる

年末年始から転職活動を始めることの2つ目のメリットは、スタートダッシュを切れる点です。

4月入社を狙っている転職希望者が本格的に動き出すのは、1月下旬から2月上旬あたりです。

年末年始休みから動き出そうと考える人も多いですが、たいていは世間のお正月ムードに流されて、軽い情報収集くらいで終わるケースがほとんどです。

そのため、年末年始から転職活動を始めておけば、スタートダッシュを切れて、ライバルよりも一歩リードできる可能性が高いと言えます。

前述の通り、転職市場がピークを迎える前に「欠員補充求人」を出す企業もあるため、ライバルが正月ボケで出遅れている間に、一気に内定までこぎつけることも可能かもしれません。

いずれにせよ、多くの転職希望者が休んでいる間に少しでも早く動き出しておけば、その後の展開が有利になるのは間違いないでしょう。

③転職エージェントのサポートを受けやすくなる

年末年始から転職活動を始めることの3つ目のメリットは、転職エージェントのサポートを受けやすくなる点です。

転職エージェントの繁忙期は、基本的に転職市場の動きと連動します。

転職市場がピークを迎える2～3月頃は転職エージェントも超繁忙期に突入しますが、その前の時期は転職エージェントも比較的余裕があるハズです。

そのため、年末年始から転職活動を始めておけば、転職市場のピークを迎える時期までは転職エージェントのサポートを受けやすくなるため、有利と言えます。

転職エージェントとしても、繁忙期以外の転職希望者の存在は貴重であるため、年末年始から精力的に動いていれば、転職エージェントからの積極的な求人の紹介やサポートを期待できるでしょう。

▼オススメの転職エージェントについては、下記の記事をご参照ください。

まとめ：転職活動はスタート時期も重要

最後にまとめておきます。

◆年末年始から転職活動を始めるメリット

繰り返しになりますが、12～1月は年末年始休みもある関係上、転職市場は停滞期に入るのが例年の傾向です。

ただ、それゆえにライバルが少ないのも事実です。

転職活動はスタート時期も重要と言えます。

もちろん、年末年始はゆっくり過ごしてもいいとは思いますが、余力があれば早めに動いておいても損はないでしょう。

▼転職に適している時期については、下記の記事をご参照ください。