こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
誰しも「謙虚になりたい」と思うことは、何度かあるのではないでしょうか?
ちなみに、私もたまにあります。
具体的には、野良ネコを撫でようとしてブチギレされる頻度と同じくらいです(月に2、3回)。
謙虚になることのメリットは、数多くあります。
例えば、
- 人から好かれる
- 信頼を得られる
- 成長しやすい
- 人間関係がうまくいく
…などなど。
メリットを挙げていけば、枚挙にいとまがないほどです。
しかしながら、謙虚になることは口で言うほど容易なことではありません。
特に年齢を重ねていくと、大した人生経験もないのに、やたら偉そうになってしまいます。
「オレはなぁ、謙虚になりたいんだよ!わかる?謙虚だよ、ケ・ン・キョ!さっさとその方法を教えろやっ!」
…みたいな感じで。
※実際は、こんな極端な人はいないとは思いますが…。
もちろんネットで検索すれば、「謙虚になる方法」はいくつも紹介されています。
とはいえ、それらはどれも抽象的で実現可能性は低いように感じられます(※あくまで個人的な感想ですが…)。
そこで今回は、私なりに考えた「謙虚になる方法」をご紹介したいと思います。
しかもこれはたった1つの考えを持てばいいだけなので、とてもシンプルです。
謙虚になりたいと考えているのであれば、ぜひ一度お試しください。
私もこの方法を用いて少しは謙虚さを保てているので、多少の参考にはなるかと…。
何の実績も無いあなたが傲慢になること自体が、腹立たしいことです。
早く続けてください。
謙虚になるためには、「自分は平均以下」と考える
さて、さっそく私なりの「謙虚になる方法」をご紹介しましょう。
それは、
「自分は平均以下」と考える
ことです。
たったこれだけです。
このように考えるようにすれば、たいていの場面で謙虚になることができます。
もちろん人と比較しないことがベストと言えますが、人と比較するのを止めることは容易ではありません。
そこで、それを少し発展させたヴァージョンとして、「自分は平均以下」と考えるようにするのです。
これから順を追って、ご説明します。
「自分は平均以下」と考えると、謙虚になれる理由
ではなぜ、「自分は平均以下」と考えれば、謙虚になれるのでしょうか?
理由は以下の2つです。
- 多くの人は「自分は平均より上」と思ってしまうから
- 「自分は平均以下」と思うくらいがちょうどいいから
①多くの人は「自分は平均より上」と思ってしまうから
レイク・ウォビゴン効果という言葉を、耳にしたことはないでしょうか?
レイク・ウォビゴン効果とは、アメリカの心理学者であるデイビット・マイヤーズ氏が提唱した、「自分は平均より上」と過大評価してしまう心理傾向のことです。
特に根拠がないにもかかわらず、自分は平均より上と思い込んでしまうことは、実際よくあります。
その最たる例が、車の運転技術の話です。
車の運転技術に関する意識調査は各国で行われていますが、なんと10人中9人近くの運転手が特に根拠がないにもかかわらず、「自分の運転技術は平均以上」と思い込んでいるという調査結果が出ています。
恐ろしや…。
このように、多くの人は「自分は平均より上」と思ってしまう性質があるようです。
であれば、やや短絡的な思考かもしれませんが、「自分は平均以下」と考えるだけでも謙虚になれる気がしないでしょうか?
②「自分は平均以下」と思うくらいがちょうどいいから
謙虚になるといっても、そのさじ加減というものは意外と難しいものです。
例えば、あまりにへりくだり過ぎて、かえってイヤミな感じになってしまった経験はないでしょうか?
また、あまりに自分の立ち位置を低く設定してしまい、何だか無性に腹が立ってきたり、自己嫌悪に陥ったりした経験はないでしょうか?
このように、謙虚になろうとしても、さじ加減を誤れば『卑屈』と映ってしまったり、怒りや自己嫌悪に繋がったりしてしまう可能性があります。
そこで、「自分は平均以下」と考えるようにするのです。
個人差はあるでしょうが、平均以下という表現であれば、それほど自尊心は傷つけれないかと思います。
それに前述の通り、多くの人が「自分は平均より上」と思ってしまうため、「自分は平均以下」と思うだけで他人からは謙虚に映ります。
このように、「自分は平均以下」と思うくらいがちょうどいいのです。
まとめ:人は自然と傲慢になる
最後にまとめておきます。
◆「自分は平均以下」と考えると、謙虚になれる理由
- 多くの人は「自分は平均より上」と思ってしまうから
- 「自分は平均以下」と思うくらいがちょうどいいから
当然ながら、一朝一夕で謙虚にはなれません。
日々の心がけの積み重ねが、謙虚さを築き上げていくのです。
注意すべき点は、日頃から意識しておかないと、人は自然と傲慢になることだと思います。
まずはとりあえず「自分は平均以下」と思うようにして、謙虚さへの心がけを継続していけば、傲慢さへの予防にはなるかもしれません。
個人的には、そう思います。
まずは傲慢の予防から始めましょう。
あなたはまず、虫歯の予防に注力してください!
以上、またお会いしましょう。