こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「できれば静かに退職したいので、自分の送別会は辞退したい…」
既に退職が決まっているのであれば、このようにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
送別会は今までお世話になった方々に改めて感謝の気持ちを伝えられる場でもあるため、開催してくれるのであれば、ありがたく参加しましょう。
しかしながら、職場の皆さんの厚意は嬉しい反面、「できれば送別会は辞退したい」という方も中にはいらっしゃるかと思います(※私もそうでした…)。
とはいえ、送別会を安易に辞退してしまうと、せっかくの皆さんの厚意をむげにする形になってしまうかもしれません。
果たして、自分の送別会を辞退することは可能なのでしょうか?
また、実際に送別会を辞退する際は、どのような理由で辞退すればいいのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私も転職歴は4回あり、さらに実際に私自身も送別会を辞退してきた経験がありますので、多少の参考にはなるかと…。
送別会を辞退しても特に問題はないし、失礼でもない
「自分の送別会は辞退できるのか?」
この点について、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
「自分の送別会は辞退しても問題ない」
です。
もちろん職場によって雰囲気や慣習などはさまざまなため、中には辞退できない場合もあるでしょう。
しかし、特別の事情がなければ、基本的には自ら辞退を申し出ても問題ないかと思います。
とはいえ、ここで気になるのが、「送別会を辞退するなんて、せっかくの皆さんの厚意をむげにする形になり、失礼ではないか?」という点かもしれません。
ただ、この点についても、特に失礼にはあたらないというのが私の持論です。
なぜなら、送別会において最も尊重されるのは、退職者の気持ちであるからです。
当の本人が辞退しているのですから、特に失礼にはあたりません。
それに、私の人事部在籍中の経験では、社交的でとても人望の厚い方(しかも円満退職)であっても、退職者面談の時に送別会辞退の申し出をしてくるケースをたびたび目にしています。
意外かもしれませんが、送別会を辞退する人は意外と珍しくないのです。
以上の点から、送別会を辞退することに問題はなく、特に失礼にもあたりません。
送別会を辞退する時のフレーズ
さて、いくら「送別会を辞退しても問題ない」といっても、せっかくの厚意を辞退するのですから、慎重に言葉を選んで辞退しなければなりません。
そこで本章では、「送別会を辞退する時の代表的なフレーズ」を、私の個人的なオススメ度を付けてご紹介します。
あくまで個人的な評価ではありますが、参考にしていただければと思います。
①あいにくその日は予定がありまして…
オススメ度 ⇒ 0
これはオススメできません。
理由としては単純で、「最終出勤日という特別な日に、なんで予定を入れているんだ?」という風に思われる可能性が大きいからです。
実際は思い過ごしかもしれませんが、相手に与える印象としてはあまり良くないでしょう。
また、「だったら、別の日で…」という展開になってしまったら、断るのが非常に難しくなってしまいます。
よって、このフレーズの使用は避けた方が賢明です。
仮に本当にその日に用事があったとしても、このフレーズは使わないことをオススメします。
②皆さんお忙しいでしょうし…
オススメ度 ⇒ 20
これもあまりオススメできません。
というのも、「いやいや、そんなことないって!」という感じで、強引に押し切られる可能性があるからです。
そのような展開になってしまうと、辞退するのが難しくなってしまいます。
特にお酒好きな人が多く、何かにつけて飲み会を開催したがるような職場であれば、このフレーズは避けた方がいいでしょう。
③送別会ではなく、個別にお別れの挨拶をしたいので…
オススメ度 ⇒ 60
これはなかなかオススメです。
その理由は、送別会を辞退しつつも、自分なりの誠意を示せるからです。
「送別会という集まりの場ではなく、個別にお別れの挨拶をしたい」と強くお願いすれば、相手側としても無理強いはできなくなるでしょう。
確実に辞退できるとは限りませんが、オススメできるフレーズです。
④送別会のようなお別れの場は、どうしても苦手なので…
オススメ度 ⇒ 80
個人的には、これが最もオススメです。
何だかんだで、自分の率直な気持ちを伝えるのが最も有効です。
「私は送別会のようなお別れの場はどうしても苦手なため、私なりに皆様に感謝の意を伝えて退職させてください」
という感じで自分の強い意志を伝えれば、相手側としてもそれ以上はなかなか言いづらくなるものです。
別に嘘を言っているわけでもないため、特に後ろめたさも感じずに済むでしょう。
もちろん100%辞退できるとは限りませんが、個人的にはこのフレーズが最もオススメです。
気の合う仲間だけでの送別会に別途参加してもOK
なお、全体の送別会を辞退したとしても、気の合う仲間だけでの送別会に別途参加することは可能です。
気の合う仲間だけの送別会は、プライベート的な意味合いが強いため、全体との送別会とはまた別物であるからです。
ただやはり、全体の送別会を辞退している以上、あまり大っぴらにはしない方がいいでしょう。
無理に隠す必要はありませんが、最終出勤日より前に開催するなどの気配りは必要かもしれません。
ちなみに余談ですが、気の合う仲間だけでの送別会は最高に楽しいですよ!
私の場合、それぞれの職場での最も楽しい思い出は、「気の合う仲間だけでの送別会」だったと言っても過言ではありません。
まぁ…、ふだんはランチくらいしか楽しみがなかったあなたなら、そうなるでしょうね。
まとめ:送別会を辞退する場合は、なるべく早めに伝えることが重要
最後にまとめておきます。
- 送別会を辞退しても問題ないし、特に失礼にはあたらない
- 送別会は100%辞退できるとは限らないが、なるべく相手が認めざるを得ないような理由で辞退の意を伝えてみる
- 気の合う仲間だけでの送別会に別途参加することは、可能である
◆送別会を辞退する時の代表的なフレーズ
繰り返しになりますが、送別会を辞退することに問題はなく、特に失礼にもあたりません。
慎重に言葉を選んで、失礼のないように辞退の意を伝えましょう。
なお、送別会を辞退する場合は、なるべく早めに伝えることが重要です。
個人的には、「退職の申し出を了承されたタイミング」で伝えてしまっても、いいのではないかと思っています。
当然ながら、送別会を開催する側は、会場(お店)の手配や日程調整などをしなければなりません。
送別会の意を伝えるのが遅れると、それらの苦労がムダに終わってしまう可能性があります。
そうなってしまったら、それこそが最大の失礼にあたるかと思います。
言い出しづらいかもしれませんが、送別会を辞退する場合は、なるべく早めにその旨を伝えるようにしましょう。
私の現職の『自宅警備員』は、私以外に誰もいません。
よって私は、送別会に関して特に気をもむ必要はなさそうですね。
………。
▼転職先の初日の挨拶についてお悩みの方は、下記の記事をご参照ください。
以上、またお会いしましょう。