こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「転職活動を始めたいけど、職場にバレないか不安だ…」
「バレないように転職活動を進めるためには、どんな点に注意すればいいの?」
転職を検討しているのであれば、このようにお悩みの方も多いかと思います。
転職活動をしていることが職場にバレてしまうと、基本的に立場が危うくなります。
そのため、できれば職場にバレずに進めたいものです。
とはいえ、転職活動をバレないように進めるのは想像以上に大変です。
油断していると、思わぬところからバレてしまうことが往々にしてあります。
果たして転職活動が職場にバレないようにするためには、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私も転職歴は4回あり、実際に職場にバレないように転職活動をしてきた経験もありますので、多少の参考にはなるかと…。
100%バレないように転職活動を進めるのは不可能
本題に入る前に、1つ申し上げておきたいことがございます。
それは…、
「100%バレないように転職活動を進めるのは不可能」
ということです。
いきなり出鼻をくじくようで恐縮ですが、やはり働きながら転職活動をしていれば、完全に隠し通すことは不可能であると思います。
どんな完全犯罪もコナンに見破られてしまうように(?)、人間である以上、自らの行動を完全に隠し通すのはほぼ不可能なのです。
よって、転職活動を始めた時点で、「職場にバレるリスクがある」ということは多少なりとも覚悟しておいた方がいいでしょう。
▼万が一、転職活動がバレてしまった時の対処法については、下記の記事をご参照ください。
転職活動が職場にバレないようにするための注意点
それでは本題に戻って、転職活動が職場にバレないようにするための注意点を見ていきましょう。
具体的には、以下の7つです。
- 職場の人間に口外しない
- 職場内で転職活動をしない
- 服装には細心の注意を払う
- 有給休暇の申請理由は「私用のため」で統一する
- 「今後も職場にいる」というスタンスで業務に取り組む
- SNSで発信しない
- 転職サービスに登録する際は必ずブロック設定を行う
前述の通り、100%バレないように転職活動を進めるのは不可能ですが、気を付けるべきポイントをおさえておけば、バレる可能性を低くすることは可能です。
よって、これから転職活動を始めようと考えている方は、ぜひとも参考にしていただければと思います。
①職場の人間に口外しない
当然のことかもしれませんが、転職活動をしていることを職場の人間に口外してはいけません。
恐らくバレる原因は、断トツでコレでしょうから…。
「本当に仲の良い人だけであれば問題ないだろう」と思いがちですが、その油断が命取りになります。
いくら信頼できる人であっても、どこから漏れるのかはわかりません。
人を疑うわけではありませんが、基本的に職場の人間には口外すべきではないでしょう。
特にお酒の席ではつい口が滑ってしまうことが多いため、要注意です。
転職活動中は、飲む量を控えるなどの配慮が必要でしょう。
どうしても誰かに話したい場合には、家族や学生時代の友人など、職場外の人間のみにしましょう。
大げさかもしれませんが、「職場の人間に喋った瞬間にゲームオーバー」くらいの気持ちを持った方がいいかと思います。
②職場内で転職活動をしない
これも当然のことですが、職場内で転職活動をしてはいけません。
「そんなヤツはいないだろう…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と徹底できていない人もいます。
当然ながら、職場のPCや貸与携帯、コピー機などを使用するのは厳禁です。
誰にも見られていないとしても履歴は必ず残っており、システム担当者の手にかかれば、その履歴は簡単に洗い出されてしまいます。
やはり面倒であっても、必ず自分自身の端末を使用することを徹底しましょう。
また、転職活動をしていると、業務中に転職エージェントや応募先の採用担当者から電話がかかってくることがありますが、この場合も必ず職場外で通話するようにしましょう。
職場内では、どこで誰に通話内容を聞かれるのかわかりません。
もちろん、職場外であれば絶対に安全というわけではないでしょうが、少なくとも職場内よりは遥かに安全だと思います。
電話は無理に出ようとせず、後から折り返しでも問題ありません。
また、メールも即レスする必要はありません。
それよりも落ち着いた環境で、丁寧な対応をすることの方が重要です。
③服装には細心の注意を払う
面接ではスーツを着用することが多いと思いますが、転職活動中の服装には細心の注意を払う必要があります。
当然ですが、服装自由の職場でいきなりスーツ姿で出勤したら、違和感しかありません。
また、仮にふだんからスーツの職場であっても、クールビズ期間中にいきなりネクタイやジャケットを着用して出勤したら、目立って仕方ないでしょう。
たまに紙袋の中にスーツを隠し持っている方も見かけますが、周囲からは割とバレバレだったりします…。
やはり面倒でも、駅のコインロッカーなどを利用して、外で面接用のスーツに着替えるべきでしょう。
コインロッカー代も結構バカにはなりませんが…。
確かに痛い出費かもしれませんが、そこでケチってはいけません。
転職活動のための必要経費と割り切りましょう。
④有給休暇の申請理由は「私用のため」で統一する
転職活動中は面接を受ける関係上、半休や中抜けで有給休暇を利用するケースも多くなるでしょうが、有給休暇の申請理由は「私用のため」で統一することをオススメします。
頻繁に半休や中抜けを行うと怪しまれる可能性がある(特に内勤がメインの方)ものの、申請時に変な嘘をついてしまうと、後でつじつまが合わなくなる危険があります。
もし嘘が発覚してしまうと、一気に窮地に追い込まれてしまうでしょう…。
これは私の失敗談なのですが、半休や中抜けの理由を「通院のため」と嘘をついていたら、診断書を見せろと迫られたことがあります。
※その時は、何とかうやむやにして逃げることができましたが…。
有給休暇の申請理由は、本来必要のないものです。
よって、よほど業務に支障をきたす場面でなければ、基本的に「私用のため」という文言だけで問題ありません。
⑤「今後も職場にいる」というスタンスで業務に取り組む
転職活動を続けていくと徐々に自分の中で転職ムードが高まっていき、「いずれ今の職場とはおさらばするんだ」という認識になっていきます。
しかしながら、周りはあなたが転職活動をしていることを知らないため、今後もいるという認識で接してきます。
実はこの辺りの認識のギャップで、バレてしまうこともあるのです。
例えば、こんな感じです。
次のプロジェクトの担当は、君にお願いしたい!
いえ、その頃にはもう私はいないと思うので…。
ん?
今、なんつった?
あ…。
確かに近いうちに辞めるつもりでいるにもかかわらず、新たな業務がどんどん降ってくると、「何で私が…」という気持ちになるかもしれませんが、それを態度に出してはいけません。
気持ちの切り替えはなかなか難しいでしょうが、業務中は「今後も職場にいる」というスタンスを取るようにしましょう。
⑥SNSで発信しない
また、転職活動をしていることを、TwitterやFacebookなどのSNSで発信しない方が賢明でしょう。
本名や顔写真を公開していなくても、SNSの拡散力を侮ってはいけません。
思わぬ経路から漏れてしまう危険性を秘めています。
どうしてもSNSで気持ちを吐き出したいのであれば、それ専用のアカウントを作成して、そこだけで発信するようにしましょう。
ただし、専用のアカウントでもバレる可能性は0ではありません。
基本的にSNSでの発信は避けるべきでしょう。
⑦転職サービスに登録する際は必ずブロック設定を行う
最近は転職サイトや転職エージェントなどの転職サービスを活用して、転職活動を進める方も多いかと思います。
しかしながら、転職サービスには自分の職場が登録している可能性があり、そこから転職活動がバレてしまうケースもあるため、注意が必要です。
そこで必要になってくるのが、ブロック設定です。
ブロック設定とは、自分の経歴等を見られたくない企業を設定すれば、その企業には自分の経歴等が非公開になる機能のことを指します。
最近は小さい企業であっても、複数の転職サービスに登録していることは珍しくありません。
よって、転職サービスに登録する場合には、必ずブロック設定を行っておきましょう。
なお、前職がある方は念のため、以前の職場もブロックしておきましょう。
まとめ:中途半端な覚悟では、いい転職はできない
最後にまとめておきます。
◆転職活動が職場にバレないようにするための注意点
- 職場の人間に口外しない
- 職場内で転職活動をしない
- 服装には細心の注意を払う
- 有給休暇の申請理由は「私用のため」で統一する
- 「今後も職場にいる」というスタンスで業務に取り組む
- SNSで発信しない
- 転職サービスに登録する際は必ずブロック設定を行う
繰り返しになりますが、100%バレないように転職活動を進めるのは不可能です。
そのため、転職活動を始めた時点で「バレる可能性はある」という覚悟を持っておいた方がいいでしょう。
基本的に、転職にリスクは付きものです。
やはり中途半端な覚悟では、いい転職はできないということなのかもしれません。
「転職を成功させるためには、多少なりともリスクを負う必要がある」という意識を持って、粘り強く転職活動を続けていきましょう。
私の現職(『自宅警備員』)は完全に私一人なので、堂々と転職活動をできます。
よって、私は周りの目を気にする必要はなさそうですね。
………。
以上、またお会いしましょう。