こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「入社したばかりの時期に、体調不良や家庭の事情で休んでしまっても大丈夫なの?」
転職したばかりの方であれば、このような不安を抱くことがあるかもしれません。
多くの職場では、入社直後に試用期間が設けられています。
試用期間の長さは企業によって異なりますが、3ヶ月前後が一般的です。
試用期間はいわば、あなたの適性が試されている期間でもあります(身も蓋もない言い方ですが…)。
そのため、入社直後は特に気を引き締める必要があり、当日欠勤などは許されないと考えている方も多いかと思います。
とはいえ、急な体調不良や家庭の事情などによって、入社したばかりの時期に休まざるを得ない状況が発生するかもしれません。
果たして入社したばかりの時期に休んでしまっても、大丈夫なのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私自身も転職を4回しており、さらに人事部として中途入社の方の勤怠状況を数多く見てきましたので、多少の参考にはなるかと…。
▼試用期間中の注意点については、下記の記事をご参照ください。
入社したばかりで休んでしまっても、特に問題なし
さて、さっそく結論を申し上げますと、
「入社したばかりで休んでしまっても、特に問題なし」
です。
まぁ…、もちろん全く問題ないわけではありませんが…。
ただ、それだけであなたの全ての評価が決まるわけではありませんし、ましてや本採用が見送られる(クビになる)ことはまずあり得ません。
それに私の人事部在籍中の経験上、入社してすぐに体調不良で休んでしまう方は、意外と多い印象です。
やはり慣れない環境で精神的疲労がピークに達してしまい、それが原因で体調を崩してしまう方が多いのかもしれません。
よって、入社したばかりの頃にやむを得ない事情で休んでしまったとしても、特に問題はないかと思います。
入社したばかりの頃の精神的疲労は、想像以上です。
ふだんは全く風邪をひかない方も、入社直後は要注意です。
入社したばかりの時期に休む場合には?
では実際に、入社したばかりの時期に休む必要が出てきた場合には、どうすればいいのでしょうか?
そこで本章では、入社したばかりの時期に休む場合の対応方法について、状況別にご紹介します。
具体的には、以下の通りです。
- 体調不良で休む場合
- 家庭の事情で休む場合
- 冠婚葬祭で休む場合
体調不良で休む場合
最も多いのが、このパターンでしょう。
前述の通り、ふだんは全く体調不良にならない方であっても、慣れない環境でのストレスから体調を崩してしまうことは珍しくありません。
起こってしまったことはどうしようもないため、丁重にお詫びをしてお休みをいただきましょう。
なお、連絡を入れる際は変な嘘はつかず、正直に伝えることをオススメします。
強い罪悪感や自責の念に駆られるかもしれませんが、あれこれ悔やんでも仕方がありません。
余計なことは考えず、とにかく体調の回復に専念しましょう。
誰でも体調を崩して休んでしまう時はあります。
たまたまそれが入社したばかりの時期に重なってしまったと考えるようにすれば、少しは気が楽になるかと思います。
▼仕事を休んだ時の罪悪感を消す方法については、下記の記事をご参照ください。
なお、ただの風邪ではない場合や、3日以上休んでしまいそうな場合には、念のため病院から診断書を入手しておくことをオススメします。
家庭の事情で休む場合
急に親族が倒れたなど、家庭の事情で急遽休まざるを得ないこともあるかと思います。
このような理由については、致し方のないことです。
丁重にお詫びをしてお休みをいただきましょう。
冠婚葬祭で休む場合
急な親族のお葬式も致し方のないことです。
この場合も、丁重にお詫びをしてお休みをいただきましょう。
では、お葬式ではなく結婚式の場合はどうでしょうか?
結婚式も重要なイベントではありますが、入社直後にそれを理由に休むとなると、周囲からはあまり快く思われないかもしれません。
ただ、結婚式はお葬式と違って、事前に日程が決まっているハズです。
そのため、どうしても参加したい場合には、入社前に相談してみることをオススメします。
事前にその日に休むことが共有されていれば、特に問題はありませんので。
入社直後に休んだ場合には、有給休暇は充てられる?
もし実際に、やむを得ない事情で入社したばかりの時期に休んでしまった場合には、基本的には欠勤扱いになります。
なぜなら、入社直後は有給休暇がないからです。
しかしながら、中には入社直後であっても、最初から何日かの有給休暇を付与してくれる良心的な職場も存在します(←羨ましい!)。
そのような職場であれば、休んでしまった日に有給休暇を充てることも可能です。
ただ、休み明けすぐに「有給休暇を充ててもいいですか?」と聞くのはあまり印象が良くないため、勤怠の締め日が近づいてきたら、それとなく聞いてみることをオススメします。
▼有給休暇の事後申請については、下記の記事をご参照ください。
まとめ:後から振り返れば些細なこと
最後にまとめておきます。
- 入社したばかりで休んでしまっても、特に問題なし(そういう方は意外と多い)
- 実際に入社したばかりの時期に休む必要が出てきた場合には、変な嘘はつかずに正直に理由を伝えるべし
- 入社直後に休んでしまった場合には基本的に欠勤扱いになるが、入社直後から有給休暇が付与される職場であれば、有給休暇を充てることも可能
入社直後に休んでしまうと、どうしても自己嫌悪に陥ってしまいがちです。
とはいえ、休んでしまったものは仕方ありません。
休み明けに周囲にしっかりとお詫びをして、心機一転また頑張ればいいのです。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、入社したばかりの頃に休んでしまったとしても、後から振り返れば些細なことです。
これからいくらでも挽回の余地はあるため、そんなに重く考える必要はないでしょう。
これからの活躍で簡単に帳消しにできますよ。
あなたの場合、帳消しにできるほどの活躍は未だにできていないと思いますが?
以上、またお会いしましょう。