こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「資格を持っていると、本当に転職で有利になるの?」
資格の取得を検討しているのであれば、このような疑問をお持ちの方も多いかと思います。
巷では、「資格を持っていると転職で有利」という意見もあれば、「資格なんか持っていても転職で有利になることはない」という正反対の意見もあります。
もちろん、資格を持っていれば必ずしも転職できるわけではありませんが、少なくとも転職に有利に働かないのであれば、そもそも資格を取得する必要がないかもしれません。
果たして資格を持っていると、本当に転職で有利になるのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきたいと思います。
一応、私も日商簿記(2級と1級)と社労士の資格を有しており、さらに転職歴も4回ありますので、多少の参考にはなるかと…。
▼資格取得のメリット・デメリットについては、下記の記事をご参照ください。
結論は「資格+実務経験があると、転職では有利になる」
さて、さっそく私なりの結論を申し上げますと、
「資格+実務経験があると、転職では有利(大きな武器)になる」
です。
もちろん、一概に資格と言っても種類はさまざまなため、業界によって状況も変わってくるとは思います。
しかしながら、少なくとも私の経験では、資格に加えて実務経験があれば、転職においては大きな武器になり得るかと思います。
ただし、あくまで武器であるため、使いこなせなければ宝の持ち腐れです。
この辺りは、書類選考や面接等でのアピール次第となってくるでしょう。
残念ながら私は面接が苦手だったため、十分には使いこなせていませんでした…。
とはいえ、大きな武器になっていたのは確かです。
資格+実務経験が強い理由
ではなぜ、資格+実務経験が転職において大きな武器になるのでしょうか?
それは…、
「応用力の高い実務者として評価されるから」
です。
確かに、実務は運用重視です。
世間では「実務に勝る経験なし」を信条として、資格を軽視する人も少なからず存在します。
しかしながら、座学でしか得られない知識や考え方も存在し、実務においてはそれが必要とされる場面があるのです。
例えば、過去に例のない全く新しい問題や、想定外のトラブルが発生したと仮定しましょう。
このような時に拠り所となるのが、そもそもの根底にある理論や考え方であったり、法律の趣旨であったりします。
そして、そういった知識は、座学でしか学べないことがほとんどです。
つまり、資格+実務経験があれば、イレギュラーな事態にも柔軟に対応できる、応用力の高い実務者として評価されやすいのです。
であれば、転職において有利になるケースも少なくはないでしょう。
実際、「最強の実務者になるためには、実務経験と資格の両方が必要」という見解をお持ちの方もいらっしゃいますので。
資格のみで実務経験がない場合には?
では、資格を取得したのみで実務経験がない場合は、どうすればいいのでしょうか?
その場合は、やはり「未経験OKな職場で経験を積んで、ステップアップを目指す」という手段がベストかと思います。
前述の通り、資格+実務経験があると、転職では大きな武器になり得ます。
であれば、たとえ一時的に条件が下がったとしても、未経験OKな職場で何年か実務を経験してから、条件の良い職場に転職するといった、ステップアップを目指す戦略もアリだと思います。
一応、私もその戦略を使って、東証一部上場企業への転職に成功していますので(結果的に1年ちょっとで辞めてしまいましたが…)。
もちろん、世の中には未経験OKにもかかわらず、それなりに条件が良い職場も存在するため、そういった職場を根気よく探すのも1つの手です。
まとめ:資格取得のために費やした努力は、どこかでメリットになる
最後にまとめておきます。
- 資格+実務経験があると、転職では有利(大きな武器)になる
- 実務経験がない場合は、まずは未経験OKの職場からステップアップを目指す
たまに、「資格は資格そのものよりも、それを取るまでに費やしたその人の努力が評価される」などと言われることもありますが、一理あると思います。
たとえ転職に役立たなかったとしても、資格取得のために費やした努力は、あなたの人生において何かしらのメリットをもたらすことでしょう。
資格を取得したという事実が消えることは決してないため、そこは自信を持っていただければと思います。
※ただし、天狗になってはいけません。
私は数々の難関資格を取得しました。
なので、働かなくていいですよね?
………。
以上、またお会いしましょう。