こんにちは、夢頭(ユメガシラ)です。
「暗記することが多すぎて、頭がパンクする…」
「必死に暗記してもすぐ忘れてしまい、全く記憶に残らない…」
資格試験の勉強をしていると、このようなお悩みをお持ちの方も多いかと思います。
資格試験の中には、暗記作業が必要なものが多く存在します。
特に社労士試験は顕著で、その暗記量は膨大です。
かくいう私も、社労士試験の勉強中は全然暗記ができず、非常に苦労していました。
しかしながら、苦手だからといって暗記から逃げ続けていたら、いつまで経っても合格することはできません。
資格試験に合格したいのであれば、どこかで暗記に対する苦手意識を克服する必要があるでしょう。
果たして暗記に対する苦手意識は、どのように克服すればいいのでしょうか?
今回はこの点について、書いていきます。
一応、私も働きながら社労士試験に合格した実績がありますので、多少の参考にはなるかと…。
▼資格の勉強計画の立て方については、下記の記事をご参照ください。
暗記に対する苦手意識を克服する方法
「暗記が苦手だ…」
このような悩みをお持ちであれば、まずは暗記に対する意識改革から始めてみましょう。
具体的には…、
「人間の脳は無限である」と自己洗脳する
のです。
………。
………。
なんだ、根性論か…。
お先に失礼します。
いえ、そうではありません…。
これから順を追って、ご説明します。
暗記さえしてしまえば、合格できる?
本題に入る前に、私の体験談を1つご紹介します。
実は最初の会計事務所に勤務していた時に、職場の方(以下、S氏)も偶然、私と同じ時期に社労士試験の勉強を始めていました。
S氏は既に税理士の資格を有しており、仕事量や責任は私なんかより倍以上はありました。
それにもかかわらず、氏は見事に社労士試験の一発合格を成し遂げています。
「もともとのスペックが違う」と言ってしまえば、それまでなんでしょうが、何かそれとは違う、「心の持ちよう」で私と大きな差があったように思います。
それを感じさせるようなS氏の発言をご紹介します。
社労士試験の勉強は、順調ですか?
いやぁ、全然ダメですわ。
暗記することが多すぎて、こんなの無理じゃないですか?
でも逆に言えば、「暗記さえしてしまえば受かる」ってことですよね?
!!!!!!!!!!
なかなかの衝撃発言ではありますが、何となく核心をついているような気もします。
極論ですが、社労士試験は試験当日にテキストの持ち込みができたら、高確率で合格できるでしょう。
もちろん、それができないから苦労をしているのですが、だからこそ「暗記さえしてしまえば合格できる」ということにもなるのです。
恐らくS氏は、既に税理士試験という難関資格をパスしているため、そのような発想を持つことができたのでしょう。
世の中には、テキストや参考書の内容を完璧に暗記していても合格できない超難関資格も存在します。
そういう資格に比べれば、たとえ量が多くとも、暗記さえしてしまえば合格できる社労士試験は、逆転の発想でいくぶんか楽だと考えらえるのかもしれません。
確かに短絡的な発想かもしれませんが、ある程度の説得力はあるのではないでしょうか?
事実、S氏は「超多忙にもかかわらず、社労士試験に一発合格」という結果を残していますし。
暗記に対する苦手意識は、今すぐ捨てるべし
さて、いくら「暗記すれば合格できる」とは言っても、暗記作業は決して楽ではありません。
楽ではないからこそ、誰しも苦労しているハズです。
しかし、あえて私が言いたいのは、
「暗記に対する苦手意識は、今すぐ捨てるべし」
ということです。
私もそうでしたが、多くの方は暗記に対する苦手意識を持ちすぎなような気がします。
確かに暗記することは苦痛です。
しかし、そんなに苦しいことでしょうか?
今までの人生を振り返れば、もっと苦しいことは山ほどあったハズです。
例えば、食中毒でトイレから出られなくなったこと…などなど(←他にもあるとは思いますが…)。
極端かもしれませんが、暗記の苦痛で死ぬことはないでしょう。
もちろん、「だから暗記を頑張れ!」という根性論に導きたいわけではありません。
「うわー、こんなに暗記しなくちゃいけないのか」と考えるのか、「うむ、この量だけ暗記すればいいのか」と考えるのか、根本的な考え方の問題です。
精神論かもしれませんが、入口での意識の差は、その後の勉強の進捗にも大きな影響を及ぼすハズです。
暗記に対する苦手意識を克服できた時の効果
では、頭に刷り込まれてしまった暗記に対する苦手意識は、どのように克服していけばいいのでしょうか?
そこで、先ほど述べた「人間の脳は無限である」という自己洗脳が活用するのです。
人間の脳の容量が膨大であることは、周知の事実です。
※容量については諸説ありますが、少なく見積ってもDVD1万枚分以上はあるようです。
………なのですが、理論上は可能であっても、実際にそこまで暗記することはまず不可能でしょう。
しかしながら、理論上は可能ということであれば、「人間の脳は無限」と考えることは決して無意味ではありません。
「こんなに暗記できるわけない!」と考えるのではなく、「これだけ暗記することは、理論上は可能なんだ」と考えるようにするのです。
いかがでしょうか?
気持ちの問題ですが、何となく後者の方が暗記できる量が増えるような気がしないでしょうか?
錯覚かもしれませんが、この際それでもいいのです。
ここで今一度、ご自身の経験を振り返ってみてください。
「こんなに暗記できるわけない!」という考えで、最初から無理だと決めつけていると、
- なかなか暗記作業に取り掛かれない
- 集中できずに何度も同じ箇所を読んでいる
といった悪循環に陥った経験はないでしょうか?
正直、これはかなり非効率です。
本気で暗記作業に取り掛かりたいのであれば、今すぐ意識改革をすべきです。
もちろん意識改革をしたからといって、記憶力が上がるわけではありません。
しかし、意識改革によって暗記に対する苦手意識を徐々に克服していけば、暗記作業に費やす時間を増やせるかもしれません。
例えば学生時代も含めて、あなたの周りで暗記科目に異常に強い人間がいなかったでしょうか?
別に彼らは、瞬間記憶のような特殊能力を持っていたわけではなかったハズです。
恐らく彼らは、暗記に対してあまり苦手意識を持っていなかったのでしょう。
つまり、彼らは私たちが「暗記が苦手だ」と尻込みをしている間にサッサと暗記作業を始めていて、結果的に暗記にかける時間が多くなっていたのです。
その結果、他人の目には暗記が得意なように映っていた可能性があります。
あくまで推測ではありますが、暗記に対する苦手意識を克服できれば、暗記作業に費やす時間が増えることに繋がっていくかもしれません。
まとめ:グダグダ言ってないで、サッサと暗記したもんが勝つ
最後にまとめておきます。
- 暗記に対する苦手意識は、今すぐ捨てるべきである
- 暗記に対する苦手意識を克服するために、「人間の脳は無限である」と自己洗脳する
- 暗記に対する苦手意識を克服できれば、暗記作業に費やす時間を増やせる
あくまで個人的な見解なので、もちろん賛否両論あるでしょうが、暗記に対する根本的な意識改革は非常に重要だと思います。
色々と御託を並べてきましたが、要は…、
「グダグダ言ってないで、サッサと暗記したもんが勝つ!」
ということです。
グダグダ言っている時間は、完全に無駄です。
そんな時間があったら、暗記のための作業時間に費やしましょう。
つまりはそういうことです。
暗記に対する苦手意識を克服できれば、少なくとも重い腰を上げるのには役立つかもしれませんので…。
以上、またお会いしましょう。